館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

300年4000キロの旅・いい本だったぜ!

2014-02-04 07:04:59 | 読書の記録


わが国の「かつお節」のお話し・・・・

時は元禄の頃、そうした食文化が成立したとか
贅沢品でなく、庶民が食べ始めるのは、やはり明治になってからとか
今の大きな生産地の話とか
明治の殖産興業のうねりで、沖縄も先生を本土から招き、産地として成り立ち、島の窮状を救うとか(あの尖閣もかつお節工場があったのす)
南洋節の成立・あの戦争での崩壊とか・・
荒節とか本枯れ節とか・・

そりゃねぇ・・面白い話が満載!!

面白いったら無い本であった。



写真の「いいものをつくりたい・・・・その輪に入れない」までの言葉は、含蓄だねぇ。

汚しちまったら、綺麗になるまで、人間の一生よりかかるのだ。

海に僕らの暮らしの多くは依拠して生きてるべ?

大事にしようよ!
なんて、考えさせられちゃう、優れた本だわな・・・

ちなみに、ずいぶん前に出たこの新書のシリーズ。「バナナと日本人」とか「エビと日本人」とかも良かったよな。
また、読み返そうかな・・・どこに片付けたっけかな・・
物置の・・あの辺り・・・かもな。



コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 笠間SA(北関東道下り・上... | トップ | 鴨蕎麦・・仁科庵。 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
かつお節 (空子)
2014-02-04 08:17:06
毎食削って使います。
これを考えた人は食いしんぼうだった?
返信する
関東の (moto)
2014-02-04 18:17:20
水はカツオだしに合って、関西の水は昆布だしがよく出るんだって。
ほんとの本枯れ節作れる職人はもう数人しか居ないんだって。(ききかじり)
返信する
空子さん (オ サム)
2014-02-04 21:10:41
我が家も、かつお節・煮干・あご節で、ものによって変えます。
返信する
moto どの (オ サム)
2014-02-04 21:13:48
そうらしいね。

そこで、関東はどうしても醤油が濃くなったらしいぜ。
本枯節は、もう、上等なのだ。
返信する

コメントを投稿

読書の記録」カテゴリの最新記事