シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

5月6日 柳生街道をてくてく2

2008年05月06日 | 山歩き
 最初は、忍辱山バス停の円成寺から峠の茶屋を目指す。
 杉の山の管理道路にもなっているので、足元は良く、前を見る余裕があります。
 たまに開けた部分に出ると少し汗ばむ程度。

 4kmほどで峠の茶屋。

 基本的にハイカー相手なので、食事をアテにする人は少なく、12時台と言うのにメンバー5人が最後に残ったキツネそば5人前を独占して終了。蓬団子と缶ビールでしばし休憩。
 茶屋のおっちゃんに聞くと、明日は平日なので、売れ残りを警戒して仕入れを控えていたとのこと。最後の晴天にどっと人が繰り出して、今度は品不足。商売は難しいと嘆いておりました。
 また、お弁当持参の方に味噌汁だけ、席代みたいにして売っているのですが、ネギを切らしたらしく、「ネギはないですけど・・。」といちいち申し訳なさそうに断っている姿に、メンバーの一人がへんにツボをつかまれて、いちいち反応しては腹を押さえて笑います。

 無くなったら「しもたなぁ・・。」商売っ気なし?
 でも、ネギがないまま黙って出さない。峠の茶屋のおっちゃんの味。
ソバの味は、スーパーのそれ、そのままの味でしたが、ご馳走様でした。

5月6日 柳生街道をてくてく1

2008年05月06日 | 山歩き
 本日てくてくの会。

 昨年3月と同じ、忍辱山と奈良駅を結ぶルート12kmのハイキングコース。近鉄奈良駅においてある「柳生街道てくてくマップ」とほぼ同じルートです。

 歴史的名所の多い近鉄沿線各駅には、通勤以外でも安い電車を使ってもらおうと、無料で色々なコースの「てくてくマップ」が置かれています。
私のブログのてくてくも元はコレ。

 マップには、名所や各分岐点までの累積距離等が書かれており、普通の人がペースを考えながら、日帰りで十分楽しめるレベルのコースが、駅と駅とを結んでいます。同じルート、同じ駅に帰ってこなくても良いので、ずっと新鮮です。

 趣味でこれらのマップを踏破している隊長が、マップを中心に、いろんな花のタイミング、旬の食べ物、お寺スタンプラリーを絡め、体力や時間的に余裕があるとみるや、グィィッと頼みもしないガッツリコースに変えたりして、ヒイコラ遊んでいるのです。

 今回はバスで最も高い場所に上がり、谷川沿いを下ってくるコースでとっても楽。ひんやり涼しく、汗だくだくのいつもとはエライ違いです。
 混雑は皆無。他のハイカーとのすれ違いの挨拶も、程良い間隔。
 波が高くて海に未練はまったくなし。
G Wの渋滞や、ガソリン高騰のニュースの中、GWラストDayのアソビとしては、とってもクールでクレバー。イケテル選択なのであります。

贅沢雑炊

2008年05月03日 | 食う
 魚3日目は、贅沢雑炊。

 ビールと、干物ガシラのムシリ食い。今回の干物は塩が少し足らずいまひとつ。
ハエがいっぱいたかっていたのを見てしまい、少しテンションダウン。
次は目の細い市販の専用カゴを買うつもり。

 仕上げは、雑炊。

 昨日の酒蒸しの汁をザルで漉して、冷蔵庫でニコゴリプリンにしておいたものと、冷ご飯、アコウの刺身を入れる。
 ねぎと玉子で仕上げて完成。
 
 サラッと仕上げたつもりでも、油とコラーゲンで口の周りがねっとり。

 次はいつかな・・。

アコウの刺身

2008年05月03日 | 食う
 アコウのアラとクロソイ2匹の酒蒸しに夢中になっているうちに、アコウの刺身、すっかり忘れさられておりました。
 アラがしっかり旨かったのですが、刺身は少し淡白過ぎた感じです。〆が悪かったのか、フグなみの弾力がなく、普通の感じでした。
 3日で約1/3残ってしまいました。

アコウ、クロソイの酒蒸し

2008年05月03日 | 食う
 ガシラはすべて干物。

 アコウは刺身。

 クロソイは酒蒸し。

 アコウの皮、唇、胸鰭周りの肉は、個人的には刺身より大事なので、贅沢に残して、これも酒蒸しにします。

 沢山の魚、アラを、飽きずに食べられる酒蒸しを紹介します。
 あまり変わったことはしていませんが、煮付けは味が強いため、飽きて手が出なくなるのが速いのです。刺身もそう。
 鮮度のいいうちに、沢山食べられる方法として紹介します。

①下処理のあと、熱湯で少し熱を入れて、もう一度、ヒレ周りのウロコを丁寧に取ります。今まで面倒で省いてましたが、この工程で魚の匂いが結構消せるので、手際が悪く、触る時間が長くて匂いに拒否反応が出る人でも、食味に期待が増します。

②塩、コショウ、酒を振って、しばらく放置。

③少し大きめのフライパンの中に、魚を置いた細長く少し深い皿、フライパンにコップ2杯の水を入れる。ねぎ等薬味を少々。

③強火にして蓋。蓋の密着が弱い場合は、どんぶり等を重しに置く。

④時間は10分ぐらい。蓋の間の蒸気に注意して、なくなる前に水を足し、乾煎りにならないように注意。

⑤箸が、ストッと骨に当るまで入れば出来上がり。
やけどしないように取り出して、皿に移す。
中の皿は、蒸気が水に戻って入り、そこに、ダシ、油、コラーゲンがたんまりにじみ出ています。捨てずに魚に掛けて食卓へ。

⑥味はあまり付いていませんが、足らずは味塩を様子見ながら少し掛ける。
 天然の旨い塩とかは、一気に塩味がついて難しい。
 味塩をハラッ・・としたほうが、ごく少量づつの加減ができます。
 オイスターソース等もいいですが、そこまで味を追加して食べないといけない食材ではありません。白身魚ならなんでも同じになってしまうし、肝心の量が喰えなくなります。沖縄のマース煮に近いと思います。
 淡い塩味をベースに、唇、皮、胸鰭の周り等、部位別に塩加減を調整して、骨だけの山を築いてください。アコウ、クロソイその他、魚種別の白身の味の違いが楽しめます。


スパンカー

2008年05月02日 | カヤック・艤装
手製のスパンカー

 手で曲がるステーと、折りたたみテーブル用の足一つをボルトで繋いで、ステンレスの棒3本を図のようにロープで連結しただけ。
 シートを含め、百均とコーナンで2千円ほど。
 シートやロープ等の位置決め、固定は、配線処理用のインシュロックを使っています。
 家にあったダサいブルーシート、効果があれば変えるつもりが、そのままになっています。

 カヤックの左右方向への固定は、本体に元からある荷物用ゴムロープの穴2つとステーの穴2つに、ベルトを通して縛るだけ。ステーを手でまげて、板バネにしてカヤックに押し付けています。

 カヤックの前後方向への固定は、少し高い位置から後ろにメインロープを伸ばし、後ろ端の取手につけた、滑車付きカラビナから折り返してコクピットで固定しています。
 高い位置からのメインロープは、ポールと一体となったテーブル用の幅のある足をカヤックにしっかり押し付ける作用の他に、フリーに動くスパンカーが反対側に回りこむことを防止します。

 サイドのポールは、反対側に開ききらないように、ロープで縛って150度ほどに開きを制限しています。そこそこの追い風だと、スパンカーが帆の役割をして、追い風ターボとなります。
 但し、うねりがでる程の強い風だと、波の上を斜めにドリフトするような動きになって怖いので、コクピットでメインロープの固定を解いて、手を伸ばしてポールをクーラーの横に倒せるようにしています。復帰はメインロープを引いて固定するだけ。

 スパンカーの角度調整ロープは、実は1本。折り返し部をコクピットで右に送ったり左に送ったりすることで、角度そのものは変更せずに、カヤックの軸と左右の開きのバランスを調節できるようにしています。
 開きの角度自体は、折り返し部とカヤック固定部の間のロープにラチェット付滑車を入れて、両方を一緒に引く距離で角度調整をしています。
 ロープはクーラーボックスが間にあって動きに干渉するので、それぞれ水道ホースを通して前に引いています。

 海上で微調整できるように凝っては見たものの、実際は出航前に30度ほど開く位置で固定したまま、海上で調整したことはありません。


 足漕ぎカヤックに用いる最大の効果は2つ。

 一つ目は、フィンの表差し舵の効果とあいまって、放置すると風上を向くこと。

 海上に露出する部分の大きなバルキーな船では、これなしでは横を向いてしまい、どんどん流されて水深のある場所では釣りになりません。餌釣りでもトローリングになってしまいます。

 ホビーカヤックの設計思想の一つはドライ。つまりコクピットが高いこと。水面から出ている部分が全体的に高い。
 他のメーカーのフィッシングカヤックみたいに水面に張り付き、喫水線から風をいなす形ではありません。
 フィッシング専用カヤックだと喜んで買ったものの、前のカヤックより流される傾向が強いので、最初、かなりがっかりしました。
 前のカヤックで有効だったサイズのパラシュートアンカーでも、風が強いと負かされてしまって、真横になりました。

 まあ、この船に限ったことではなく、バルキーな船で、パドルを放して釣りをする場合、スパンカーが有効と解釈したほうがいいですね。

 もう一つの効果は、パラシュートアンカーとオサラバできること。最初、手漕ぎカヤックからの延長で、ついパラシュートアンカーを使っていましたが、水中のロープがフィンに引っかかるとはずすのが面倒なのです。

 実質、不要。今では船にも積まなくなりました。

5月1日 海をてくてく3

2008年05月02日 | 釣り
 そろそろ帰ろうかなというところで、モソッとアタリ。ズシッと来ました。本日最大のナニカ。ドラグが殆ど滑って、ジリジリしか上がりません。ニンマリしてしまいます。

 でも、半分以上揚げたところで、フーッと軽くなった。

 ウソやろ? 久々のメイクドラマが・・。
 
 仕掛けを見るとタコの吸盤が一つ、針についていました。
 なあんだとか、ウソの余裕をこきましたが、せめて姿だけでも拝みたかった・・。
 魚とタコの引き、区別できないぐらいなので、アタリとか、いっぱい見逃しているんでしょうねぇ。きっと。

和歌山では考えられない、トロンとした海を18時撤収。10時間、海上の人でした。

 帰りはETC100km圏内まで地道を50km走る。それから高速で帰る。結果は1400円で3時間半。オール高速利用が3900円で2時間半。自給2500円のアルバイトと考えれば、なかなか良い。それ以上の運転は、しんどいのでパス。
 10時半に帰宅。魚は明日、下処理します。

5月1日 海をてくてく2

2008年05月02日 | 釣り
 反対側の岬に移動。その先端に少し広い根があり、その周辺を探る。

 来ました。本命アコウ君。少しドラグが出て楽しめました。

 飲ませ釣りでは子アジが釣れる時期からスタートと言われていますが、水の冷たいこの時期でも、何かを喰いながら、もうスタンバイしているようです。

5月1日 海をてくてく1

2008年05月02日 | 釣り
 本日、風の制約により、日本海。
 朝の車載でうっかりカヤックを斜めに立てかけてしまい、車からズリ落とす。
また、擦り傷を増やしてしまった。幸い、金属のラダーが車体にヒットせず、本日はついていると、前向きに解釈。

 本日のテーマは、過去に動画で紹介した2つのお試し。
①ウィッグシュリンプ
②ブンブン・インチク
③餌の事前調達は忘れていた。でも冷蔵庫には3日目になるアオリイカの刺身が少々。コレに決定。

 8時、重役出航。
 本日、べたなぎ。風なし、潮流なし。昼寝して目を覚ますと、同じ場所に浮いていると思うぐらいの静止状態。
 普段、うねりがあると指をくわえて見ていることが多い、崖下のデカアコウにトライ。岸から20mで水深40m。ココというところに命中させると期待を裏切らないポイント。
 ブンブン・インチクをブーン、ブーンと鳴らすもノーバイト。
 一回だけ何かが触った感じがしただけ。
 ウィッグシュリンプは、ジグヘッドにキラキラ素材を巻いたもの。ようはタイラバのチビをリーダー一ヒロとった中錘スタイルで、ボトムノックしようと言うもの。
 ジリジリと足漕ぎで前進しながら、底を取ってはリーダー分巻いて、ボトムノック。
 私の船は風があればスパンカーで方向が定まって、探りのコースが設定できるのですが、ここまで風がないと、ラインの抵抗が舵となってかってに曲がってしまう。円を描くとリーダーが絡んでトラぶるので、ある程度の風がある日まで検討を持ち越し。

 日本海はまだ水温が非常に低い状態。晴れ間ができてドライスーツ内がホットになっても、手を海水に漬けると収まってしまう。痺れるぐらい冷たい。落ちてもたもたしていると、ドライスーツなしでは危ないと思う。

 ここで11時半。中層に誘ってアタックさせる方法はヤメ。
 反則ワザ、キラキラ・ネオにイカ短冊。でも、グリグリ上げるとこない。
 落下させながらカヤックを前進させ、30~40mの水深で、着底後1m前後のグリガチャ+カーブフォール。浅い方向にこれをやると根掛かりで釣りにならない。深い側に向かって、斜面に沿って段々に落としていく。

 これでやっと、ガシラ、ソイ、と順調に釣れだした。
方法の問題かよと、イカなしで同じことをすると当たりが遠のく。お前らゲンキンか?