山一證券。四大証券と謳われた名門は1997年11月、突如として破産。
創立100年を節目にして自主廃業を選択する。
グループ会社含め社員1万。当時内定が決まっていた490人が一瞬で前途を失う。そして何より会社に資産を預けていた顧客は大パニックを起こす。
なぜ山一は消え去らねばならなかったのか。真実を追い求めた「殿軍」の物語。
正直、泣いちゃったわ。
これ見て感動しない日本人はいないと思う。もしグダグタ抜かす奴がいたら俺が殴る。それほどの傑作。
最高に面白い。半沢より面白いと思う。
まぁ、敗軍の美学。判官贔屓まるまるなんだけどさw
一番有名なのは野沢社長の謝罪会見なんでしょうが。
それ以前それ以上の話。野沢社長がかわいそうのは確かなんですけど。就任3ヶ月で会社が潰れるしw
でも、「知らない」で済まされるわけじゃない。
結局は口どめに加担したから。野沢社長に同情的な意見多いけど、この人を英雄として描かなかったのはすごい良いことだと思う。
背信の階段。すごいよね~。営業特金だの総会屋だの。
飛ばしに花替え。内務官僚に社内政治か。
同情ってわけでもないけど。なんというか……
社員も悪くないとはいえ無知すぎた。てか、営業マンにそのまま株を運用させるって意味不。この時代、プロのトレーダーとかいなかったんかな?
原因の大元を作った事業法人部は逸早く再就職で逃げ仰せるという。
まぁ、残る方がバカって考えも分かるんだが。
それでも過ちを正す。反省を貫く。その姿勢、嫌いじゃないよ!!
事前にwikiだのYouTubeで下調べが必要とも思うけど、用語も途中で挟んでくれて親切。初見でも見易い。
萩原聖人さんがうざったいくらいw 実写カイジで藤原竜也さんがイジられたりするけど、この人もカイジ声優なだけあって自己主張強いw
アジトの友情や連帯感。感動した。
潰れた会社にどうしようが、そりゃ無意味です。誰でも分かることなんです。
それでも踏みとどまる。日本人の心だと思う。
では、また。
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