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鬼滅の刃について、その1話~26話

2020-12-26 10:33:00 | 鬼滅の刃

 いつの間にやらかなりの歴史的な作品になってましたが、ようやく見ましたよw アニメ全26話。

 最初は「う~ん」と首を傾げることしばしば。
 途中から話がサクサク流れて総合的には面白かったです。

 見始めは正直「?」と思うことが多かった。

 最近、鬼滅界隈でパクり論争が流行ってるらしいのですが、実際見てみるとこれはちょっと……既視感が酷い。

 東京グールやヘルシング、彼岸島といった鬼をテーマにした作品。
 ハガレンのストーリーだとか、特にブリーチとジョジョの設定や物語はほとんど丸パクりじゃないかね? 悪質な部類だと思う。

 同じジャンプ作品だから許されてるんだろうけど……見てる側からするとあんま良い気はしないし面白味もない。 
 よく漫画を読む人からすると、やっぱり疑問の方が先行してしまう。喉になんかつっかえる感じ。

 最近、鬼滅の連載が完結して人気作を引き延ばししない編集部の潔さが称賛されてますが、これは誉められるようなことじゃないすよね。

 編集部の方針が変わったわけではないでしょ。引き延ばしって悪どく言われてても、何だかだ文句言いながら皆買うやん。

 売れるから引き延ばすんよ。打ち切りとか冷酷なのは相変わらずですし。
 漫画売るのが仕事だから。別に読者の期待に応えるつもりはサラサラない。
 
 単に売り抜く・売り切るベストタイミングが今だっただけで。
 鬼滅の場合もこれ以上「どうしようもない」「引き延ばし様がない」ってのが本音やろ。

 注目を浴びすぎた部分もあるし、吾峠先生が引退して実家帰るというんもそこに起因するんじゃないかね?
 数年後か、少なくとも漫画の方の評価は一変すると思う。

 ボロが出て批判が強まっても作者が消えてれば、集英社は説明する責任もないし大変都合がよろしいということで。

 鬼滅最終話の時、ジャンプ巻末コメントで誰もその事に触れなかったって話聞くと、そこら辺の事情を知ってたからなんじゃないか?

 まぁ、そもそも他の漫画家と全く交流がなくて数人の編集者しか会ったこともなかったらしいが……なんか陰謀めいた物を感じますね。

 もしかしたら、吾峠呼世晴という人物は最初からいなかったとか……まさかなw


 「じゃあ、なんで漫画つまんないのにこんな熱狂的なブームを引き起こせたの?」って理由はハッキリしてます。

 とにかくアニメが超絶面白い。

 アニメの完成度の高さは正直異常。そりゃ皆見るしはハマるわなとしか言い様がない。 

 文句のつけ様がとにかくないという。現代のアニメの中でも最高水準だと思います。

 いわゆる「作画崩壊」という物が一切ないのが凄すぎる。
 背景も綺麗だしキャラもヌルヌル動くし、もはや映画のクオリティ。この品質を2クール。頭おかしいやろw

 それだけufotableの気合いの入り様。絶対に、なんとしてもヒットさせるという執念の塊みたいな作品。

 ufotableのプロデューサーはかなりのやり手らしいから。
 売り込みやマーケティングがしっかりしとるんやと。

 サブスクが充実してる今だからこそってのもあるんかな?
 無料配信の規模も大きい。自粛期間中に皆見る。運もあるんだろうけど。

 宣伝と商品。アニメという製作自体が他作品とは比べ物にならないくらい高次元、時流にも乗った。

 とにかくufotable様々w

 漫画がどうこうというより、ufotableにとっての下町ロケット。
 プロジェクトX的な側面の方が強いんじゃない?w

 思えばufotableとしても鬼滅が手ごろだったってのはあるのかもな。
 これくらい単純な作品の方が自社の技術力を見せるのには打ってつけという。

 原作が面白かったら、どんなに良い仕事をしてもそりゃ原作が面白いからねで終わりだから。
 ufotableを全面に押し出せる格好のチャンスなわけですよ。なかなかの策士よな。

 そこらの企業戦略はさておき、後は声優陣の熱演。
 花江夏樹さんの圧巻の演技。物語が進むにつれどんどん引き込まれていく。

 ジャンプ作品の中でも、悟空の野沢さんやルフィの田中さんとか。並ぶくらい屈指のハマり役。

 実際にキャラ動いて声が付いてってのを見ると、最初は鼻についたパクり要素も段々気にならなくなっていくw

 特に善逸の存在が大きいと思う。
 コイツが出る前と後では評価がまるで違う。

 てか、善逸って小松ですよねw
 手鞠鬼が出た時に「グリンパーチ!?」って何か察する物があったんですが……

 後半はもうトリコじゃんw
 五感組って言うんでしょ? トリココサニゼブ、完全に一致!!w


 俺はトリコには甘いからw
 トリコのパクりはどんどんしてほしいw

 まぁ、善逸と小松じゃ性格が違いますが。同じ狂言回しということで。
 こういう臆病キャラは話の骨折ること多くてイラつくパターンもある中、善逸の場合そこら辺の塩梅が絶妙。

 微笑ましい。とにかく見ててめっちゃ好きw
 善逸が登場してから本当に作品が加速度的に面白くなった。

 声優は下野紘さん。ラーゼフォンのイメージしかなかったけど、
 この人の功績は計り知れん。これまたベストな配役だったと思う。

 こういったアニメとしての完成度の高さのおかげで前半は違和感が強かったけど、
 後半は徐々に内容の方もオリジナリティが見えてきたし、ボチボチといったとこですかね。

 累やしのぶの話はパクり抜きで良かった。
 特に炭カナですよ炭カナ。炭カナ炭カナ炭カナ。このカプもっと見てぇ~w

 まぁ、最後まで見ると流行るだけのことはあるなと。納得の作品でした。
 ジャンプのブランド力、ufotableの技術力、そこそこの原作と善逸に炭カナ。

 あらゆる要素が結集した傑作。

 では、また。





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