薄利多売でお馴染み、三池崇史監督作。
村上龍氏の小説の実写化。
ストーリーは、
制作会社に勤める青山は妻と死別し、息子と二人暮らし。7年後、青山は再婚を決意。友人の吉川に相談する。そこで吉川は映画オーディションの開催を提案。そのオーディションの中で女性を選べと、吉川に勧める。最初は乗り気ではない青山だったが……オーディションで出会った『麻美』に心惹かれる。
途中退出者続出のサイコホラー。
まぁ、三池崇史節だよね。慣れてないとシンドい作品だと思う。
痛い! グロい! キモい!w
主演は石橋凌さん。普通のおじさんって感じが良い。
ちょっとトレンディ臭もするがw
國村隼さん。ホラーにおると本当に心強い。バシッと決まる。
この人の強面見ると何かしらのセンサーが反応するようになったw
ヒロインの椎名英姫さん。切れ長の目が印象的。
サイコパスを見事に演じてたと思う。
内容的には白石晃士監督の『グロテスク』に似てるかな。
一つ違うとしたら、グロテスクは各国で放送禁止ってとこかw
オーディションはアマプラやその他サブスクでも見れる。
俺からしたら何が違うのか、よく分かんないけどねw
グロテスクは、
「ソウのジグソーのような成長が見えない。ただの暴力」
というのが禁止の理由みたいだが……
その殺人鬼に相当する麻美に、成長なんてあったか?
成長はないけど、ただただミステリアス。
そこまでの過程を見せる演出、芸術性が評価の分かれ目なんかね。
恐怖と胸糞の違いですね。
2000年代のJホラーのテイストって感じ。
てか、失礼だけど、三池監督がこんなん作れたとはw
物語が破綻してるわけでもなし。そこまで叩かれるほどじゃない。
俺は正直面白いと思った。三池監督作の中でも傑作の部類に入る。
ちょっと人にはオススメできないけどw
では、また。
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