おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

ヴェテランについて、その退役軍人

2023-10-08 05:04:00 | アクション

 主演は『ドント・ブリーズ』の盲目子作りおじいちゃん。
 麻薬組織に追われる少女が逃げた先は、ベトナム帰還兵が集うバーでした、というお話。

 おじいちゃん大暴れのアクション映画。
 去年、続編が公開され、何気に人気なんすかね?

 けっこう面白かったです。
 1時間半とは思えないボリューム。

 最初の雰囲気から良い。町の退廃的な感じ。
 終始、作風が徹底してて見易い。

 老兵、最後の戦い。
 ベトナム戦争は散々とはいえ、まだアメリカが誇りを持っていた時代。

 ソ連崩壊からアメリカは軍事費をどんどん削り、現在ウクライナでその凋落を見せています。
 こういうおじいちゃんがアメリカに沢山いればいいのになと、そう感じた作品。

 続編も気になりますね。
 では、また。



シーノーイーヴルについて、その肉鉤のいけにえ

2023-10-07 05:50:00 | 殺人鬼・ロボット

 アメリカのプロレス団体WWEがプロデュースした、これまた一風変わった映画。
 人気レスラー・ケインが主演。殺人鬼ジェイコブが人々を襲うスリラー作品。

 残念ながら、今回見たのは2になります。
 1の方が人気あるから、本当は最初から見たかったけど、アマプラにも近所のTSUTAYAにもなかった😢

 どうやら2は1のちゃんとした続きっぽく、1の舞台になったホテルでの事件でジェイコブは重傷を負い死亡。
 病院へ検死に運ばれるところから物語がスタート。

 そっから驚異的な体力で蘇生。病院で夜勤する職員を殺して回るという。
 なんかブギーマンやジェイソンっぽい展開w 内容はホラー映画のテンプレやね。

 1の方がゴア表現も良くて面白いらしい。 
 2はそこら辺のグレードは落ちてるかな。基本は背後から忍び寄るアサシン系。

 まぁ、1時間半で適度に楽しめる作品。
 ラストはけっこう雰囲気が出てて好き。

 では、また。

 

HUNTについて、その餌

2023-10-06 08:24:00 | モンスター映画

 オランダ・アムステムダム近郊の牧場で惨殺死体を発見。
 警察は遺体の損傷から獣害を疑い、獣医であるリジーに調査を依頼。
 
 しかし、リジーの調査から驚くべき報告が出され──。

 オランダ製作のモンスターパニック映画。
 まずオランダ映画とは珍しい。それだけで目を引く。

 まぁ、内容はそんなでもないがw 普通の作品です。
 ライオンのCGも普通。ちょっと上品なアサイラム映画みたいなw

 手足千切れたり、ゴア表現はしっかりしてて見応えはあります。
 途中のリジー・ジャック・デイブの三角関係はいらんかったが。

 ただ、ジャックはカッコいい。車椅子ハンターというこれまた珍しい設定。
 ジャックVSライオンは面白かった。ジャックを主人公にして最初から出してほしかったな。

 まぁ、話としてはすっきりしてて良かったですかね。
 見応えはあるが、特別、見所はない普通の映画ですw

 一風変わったオランダ映画。見る価値あり。
 では、また。



呪術廻戦について、その0

2023-10-05 08:25:00 | アニメ 映画

 ジャンプの人気漫画原作、「呪術廻戦」の劇場版。
 世界興収265億のモンスター映画。呪術廻戦のアニメは面白かったんで、期待大で見させてもらいました。

 ストーリーは「呪術廻戦0」、原作者・芥見下々氏が描いた短編を元に、本編「呪術廻戦」が始まる前日譚となっております。
 主人公は乙骨憂太。本編主人公・虎杖の先輩。作中でも強キャラで知られ、憂太が高専へ入り成長するまでのお話となります。

 原作の短編漫画は発売されていて、事前にゲットして読みました。
 漫画だけ読むと、どうなんやろってちょっとな。フィルムレッドとは違う不安が過りましたが……。

 まぁ、見たら、ま〜た不安が的中しましたけどねw
 なんなん日本アニメw 曰く付き物件しかないやんw

 まず第一として、漫画そのまんまってとこ。
 正直、そもそもの原作となった短編漫画がそんな大した話じゃないからw

 読んだら分かるけど、突出した能力を持つ主人公が見出され成長し、強敵と戦って勝つ。
 典型的なテンプレストーリー。乙骨の紹介ってだけの話。だから、アニメ化してどう変わるんやろってとこ楽しみにしてたのに……。

 芥見氏も「これアニメ化すんの?」って、正直思ったんちゃう?w
 映像表現としてはもちろん素晴らしい。緒方さんの熱演であったり、見て損はない。良い所しかないんだが。だが……。

 百鬼夜行全体の動向、五条先生VSミゲルとか。他のサブキャラも描いて。
 話を補足しての完成形はできたんじゃないすか? まぁ、見所はそれだけやなw

 そもそもがアニメ化してどう……という作品じゃないからな。
 漫画+アニメで相乗効果どころか何かが生まれてるわけでもなく。

 1+1=2みたいになってたらまだ良かったんやが、1=1みたいな作品w
 声が付いて絵が付いて、作画も背景も音楽も良い。イコールは言い過ぎにしても、描かれてる話がね……パッとはしないよな~。

 純愛やら、なんや宣伝で言うてたが。単純に期待を全て下回ってる。
 もっと劇的な話や描写を想像してたのに。カツカレーを注文したら、そうめん食わされたみたいなw そうめんはそうめんで旨いし腹も膨れるから何とも言い難い。淡白な作品が出来上がった。

 本当に原作好きな人しか喜ばんやろ。もしくは五条×夏油のカプ厨。
 漫画からまんまスライドしてアニメ化しただけだから。「おおっ」とか感動するとこもないし、マジで見てて困った😅

 どうやって265億まで持ってったねん。
 まだ鬼滅熱が残ってた時期だから、その余波かね。この映画もなんか見る前から傑作だみたいな雰囲気あったよな。つまり鬼滅凄すぎw

 色々言いたいけど、特に問題なのは夏油。
 映画のラスボスやけど、弱い……w

 乙骨のかませ犬でしかないし、その暗躍も、普通の人間殺して呪術師だけの世界を作るのが目的って。
 戦闘も弱けりゃ思想も幼稚という。ウタを見習えよ。ウタは大将も翻弄してたし思想もまだ崇高だった。

 「呪術師だけの世界」と言われても、何言ってんだコイツとしか思わない。
 非現実的すぎてピンと来ない。緊迫感もない。最強キャラの五条先生もおるし無理やろってのがハナから分かるのがな。

 やたら勝算アリ気やったのも、乙骨殺して里香を乗っ取るつもり満々だっただけという。
 そりゃ乙骨の実力なんて分からんかったやろが、仮にも特級呪術師同士の戦いなのに。なんで初めから勝確だと思っちゃったんだろ?

 興収で決着してるけど、断然、フィルムレッドの方が面白かった。
 原作改変はあれど、話の膨らみ見応えもあったし。AdoのMVだ散々言われてたが、そんなん言ったら呪術はKingGnuのMVだろがい。

 鬼滅の無限列車ですら段々と愛着が湧いたのに。
 呪術には何もない。無味無臭。

 アニメのシーズン2は五条×夏油の過去編らしいけど、それ見たら印象変わるんかね?
 夏油があーなったのも、それなりに理由があるらしいし。まぁ、また全話纏めて見ますわ。

 憂太×真希のカプはちょっとドキッとしたw
 でも、どうせ鬼滅の炭カナと同じで本編ではやってくんないやろ。このまま腐女子人気保つ感じでしょ。

 ジャンプ漫画はもうちょいノーマルカプを大事にしてほしいが。 
 まぁ、商業的に腐推しの方が儲かるから仕方ないのかね。

 てか、呪術はともかく、MAPPAどうした?
 進撃の巨人やチェンソーマンやら、他の話題作も手掛けてるがどれも評判悪いし。

 この映画はヒットしたからええかもせんが、何か雲行きが怪しくないか?
 呪術も一時期はジャンプの看板と嘱望されてたのに。もう最終章突入でボチボチ終わるらしいし。

 結局、ワンピースが最強じゃねーか!w
 では、また。



ワンピースについて、そのFILMRED

2023-10-04 04:31:00 | アニメ 映画

 ワンピース映画第15作目。
 世界興収320億という、東映映画の中で最大収益を叩き出した超大作。

 2022年公開で、東映はワンピだけでなくDBやスラダンも当ててますから。
 最近のアニメ映画は100億が当たり前みたいになってバブリーです。邦画としても東宝一強が長かったですが、ここに来て東映が盛り返してきましたね。

 俺はワンピース、アニメは全然見てないけど漫画と映画は全部見てます。
 年一で漫画喫茶へ行き漫画を一通り読んだり。ワンピースは義務教育ですw 最低限、目は通しておかないと。やっぱ国民的作品ですからね。

 アニメや邦画が盛り上がるのは良いことです。
 が、今作はかなり、これまた評判が賛否両論の作品になります。

 監督はコードギアスなどでお馴染み、谷口悟朗さん。
 脚本は数々のドラマを手掛け、FILMGOLDも担当した黒岩勉さん。

 強力タッグで見る前から大作の予感。
 俺も谷口さんが監督やるって聞いてビックリした記憶あります。

 ただ、不安も過ぎりました。
 前にも、細田守さんが監督したオマツリ男爵は酷い作品でしたしw

 名監督とワンピースは合わないんじゃないかって思うとこあったんですが。
 まぁ、実際見て不安は的中でしたかね。東映最大収益は、少なくとも最高傑作ではなかったと言わざるを得ない。

 ストーリーは、

 音楽の島『エレジア』に上陸した麦わらの一味。
 そこでライブを披露していた人気アーティスト・ウタ。実はシャンクスの娘であり、フーシャ村でのルフィの幼馴染みだった、という導入。

 まぁ、ようレビューで言われてる後付け感の酷さ。
 映画の設定を捻り出すために仕方ないとはいえ、もうちょっと何とかならなかったのかってのが正直なとこ。

 映画オリジナル、アニメオリジナルのキャラは別にええんやが。
 今回のウタは物語の最初、ルフィとシャンクスの出会いからをひっくり返す話やし。

 怒る人もそりゃおるやろなって。
 俺もガチファンではないとはいえ、子供の時から見てる作品がこれやと迷走してんのかなって。ちょっと違和感拭えん。

 後、これもレビューでよう言われてるAdoのMV。
 今作は殆どミュージカル映画みたいなとこありますかね。

 Adoさんの歌で話が進む。俺としてはあんまり気にならなかったかな。
 歌うことが戦闘行為なんで。藤虎モモンガを翻弄するとことかスタイリッシュでかっこ良い。

 AdoさんのCDは普通に持ってるし。Adoの歌好き。
 特にエンディングの『風のゆくえ』。ここは大満足やった。

 それと、ウタの悪魔の実の能力がすっげー強力という。
 ウタウタの実。このネーミングはさすがにw もっと捻ってくれよw

 自分の歌を聞いた人間の意識を”ウタワールド“という空間に取り込む。
 ウタワールドで取り込まれた人間は現世で仮死状態で、その体を操ることもできる。

 これが超人系なのかw 自然系最強はもう過去の話やね。
 能力のやり過ぎ感はあれど、この能力を使っての映画の中盤、話として面白かったです。

 ウタはこの能力を利用して、大海賊時代を終わらせ新時代を作る。
 ウタワールドの中に世界中の人々を取り込み、飢えも悲しみもない世界を生み出そうとします。

 中々に狂ってるw
 このマッドな感じは好き。女の子が健気に描いた理想って感じで。

 ウタの存在に危機感を抱き、排除しに来た海軍が今回はちゃんと正義。
 当然の反応かつ対応なんだが、それが一周回っておかしいというかw 市民を巻き添えにしようともするけど、ガチの世界滅亡の危機ですから非情の決断。仕方ないですかね。

 なんか今までの映画にない展開で後半から凄く面白い。
 トットムジカが出現しての総力戦。前回のスタンピードと違って今回は麦わら一味もそこそこ活躍するし。

 キャラの多さの割には話やバトルは纏まってて見易かった。ここはさすが谷口監督の手腕ですかね。
 見る前や映画の序盤は不安やったが、どうやら谷口監督はワンピに合ってたw 最終的には杞憂だった。ソツのない仕事ぶり。

 ブルーノ出てきた時はビックリした。ウォーターセブン編好きだから嬉しかったな。
 ただ、とにかくキャラの多さ。ワンピースの魅力であり難点って、この映画見てつくづく思いましたw

 ローはもういい加減出んでええやろw
 バルトロメオやらコビーやらビックマム海賊団まで何から何まで。人気キャラも多いからしゃーないのか?

 もうちょい出るキャラを絞ってほしかった。
 もっとシャンクス海賊団メインでええと思うし。

 そろそろ麦わら一味がガッツリ戦う話も見たいよな~。
 スタンピードのゾロVS藤虎。あのシーンだけ何度も見たwせめてゾロサンジくらいはメインのバトル欲しいわ。

 前半はどうなるやらと心配だったが最後まで見ると、物語の着地も良くて面白かった。
 レビューで酷評されがちやが、皆ワンピースに厳しすぎよw

 多分、めちゃくちゃ好きって人とダメって人、キレイに分かれると思うわ。
 本当に賛否両論やと。俺として前半からラストへ向け尻上がりに面白くなって、見る前と後では評価全然違う。傑作とまで行かないけど、見て本当に良かったと、心から言える。

 興収で結果も出してるし、それだけの価値はある作品だと思います。
 歴史が長い分、原作との接合や辻褄合わせも難しいだろうし、観客も多少は寛容に見んとねw

 俺はもう途中から原作やら理屈とか、どうでもよくなっちゃいましたw
 バトル全振りだったスタンピードも、あれはあれで面白いし正解やと思うんだが。

 今回のFILMREDみたいなストーリー仕立てもやっぱええな。
 もう開き直って、ifとして楽しむのが丁度いいんちゃう?

 ラストのしんみり悲しさはあれど、見たらパワーを貰える、元気が出る良い映画でした。
 では、また。