少し間が開きましたが マイントピア別子の続きを
こちらでは シンボル的な建物を
旧端出場水力発電所で 別子銅山に電気を供給するために 明治45年(1912年)日本最大級の出力3,000kWで 落差は 東洋一の597mだったそうです
少しアップで
昔のレンガ造りの建物はいいですね 最近 こんな建物に惹かれます
建物の下には こんな穴が
発電に利用した水が ここから排出されていたのでしょうかね
建物の横には
発電所内で動いていた水車だそうです
近くの河原にも 気になるものが
無造作に転がっているので これが何なのか発電所の物なのかわかりませんが気になります
他の建物も
「泉寿亭」といって昭和12年に住友各企業の迎賓館として建てられ ここにあるのは客室用の玄関と客室の一部だそうですが 登録有形文化財に登録されています
まだまだ古い物が
第四通洞で 大正4年(1915年)に貫通した輸送のためのトンネルで開通当時は4,596mの長さで 27年後には 約10,000mになっていたそうです
ここから 搬出のために 橋も掛けられています
大正8年(1919年)に完成したトラス橋です
この橋の傍には
「ひなたぼこ はげましあいて 入坑す しぐれしは いましがたなり 出坑す 佳木子」
別子鉱山坑内勤務を昭和23年から閉山の昭和48年までされた 和田佳木子(本名 榮)の句碑です
暗い坑内で 過酷な労働をされていた人たちの 入坑するときの緊張感と 出たときの安堵感が感じられますね
命を掛けた仕事ですので 緊張感は必要ですね
我社の製品を造る方々も 少しは緊張感を持って欲しいものです