退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

取材源の秘匿

2020年05月24日 03時14分01秒 | ニュースより

「賭けマージャン検事長」を週刊文春に売った産経新聞関係者とはだれなのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/1952b6ef4ec1dcfc5d9fde8e9fb26a69e9fb63cd?page=1


黒川検事長事件に於いて、週刊文春・産経新聞・朝日新聞についてのニュースがありました。


ポイントは『取材源の秘匿』。



橋本氏に限らず、「民主的法治国家の危機」を感じている人は多いと思います。

この危機を脱するためには、選挙民が選挙でNO!を示すしかないのですが、選挙は総理が解散しないとすぐには行えません。(衆議院任期満了2021年10月)「喉元過ぎれば熱さを忘れる」が官邸の手段として用いられてしまうのです。

では、誰がこの危機を脱するために力を発揮できるのか・・・。
それはマスコミに他ならないと思います。
「マスコミの活動により世論の潮目が変わる」
これが、民主主義を守る大きなシステムだと思うのです。


そんな大切な役割と大きな影響力を持つマスコミの最前線にいるのが記者さんたちです。

文春の記事では、
21日(木)発売の週刊文春は、冒頭部分で「『今度の金曜日に、いつもの面子で黒川氏が賭けマージャンをする』」「こんな情報が、産経新聞関係者から小誌にもたらされたのは4月下旬のことだった。『今度の金曜日』とは5月1日を指していた」とあります。


このニュースで、「取材源秘匿の原則」が説明されています。

ドラマで記者が 「取材元はお話しできません」 というアレです。


麻雀をしていたメンバーは、黒川さんが検事長だから御一緒している(取材の一環)でしょうから、それは軽率に漏らしてはいけないだろうし、文春は産経新聞関係者がリークしたことは書かなくても良かったのではないか。


しかし、結果を見ればその影響は大きく政権が転覆するかという勢いです。(支持率が20%台に落ち込んだ)



真実の重要性と取材源秘匿の原則。

勉強になりました。