第3波(11/18)のつづき
この100年を考えると、最大の国難は第二次世界大戦及びその後の食糧難だったでしょう。
戦後の日本人の飢餓を救ったのは闇で流通した米である。
闇米が日本人を救ったのは事実であろう。
「プリンシプルの男」か「狂人」か 遺族が明かす餓死判事の死の真相https://dot.asahi.com/wa/2015102200042.html?page=1
この事実は、政策を発布した政治家や役人も農家など食物生産者以外は闇米を食していたということではないか。
『食糧管理法』に沿った配給食糧のみでは生きていけなかった。
当時は『無い袖は振れない』現実もあったのだろう。
闇米は当時の人たちの生き延びるための工夫だったのです。
今回の国難ではどうでしょうか?
政府は様々な『お願い』を発信しています。
資産家以外の国民は『お願い』に沿った<自助>のみで生きていけるのだろうか。
国民は生き延びなくてはならない。
闇米ならぬ<闇営業>が横行することは責められるだろうか。
民間の高額なPCR検査、
営業すための様々な設備投資、
業績不振による派遣(アルバイト)切り、
一部業種への過度な負担・・・。
現在は『無い袖は振れない』という現実なのだろうか。
戦時中、軍は民間から膨大な軍需物資を接収したが、敗戦直後にその多くが行方不明になった。旧軍関係者や政治家の関与も取り沙汰され、国ぐるみの闇取引が指摘された。
食管法に苦しむ庶民を横目に、ごく一部の者は濡れ手に粟の利益を得ていた。
「GOTO」は本当に苦しんでいる人たちを救っているのだろうか。