10月の話しで恐縮ですが、伝統ある「ゴルフ 日本オープン」でアマチュアの選手が優勝しました。
95年ぶり快挙 男子ゴルフ日本オープン アマ21歳の蟬川が優勝
第一回大会以来とのことなので、少し調べてみたところ以下の記事にたどり着きました。
『1927(昭和2)年5月28日、第1回日本オープンは神奈川県の程ヶ谷カントリー倶楽部(6170ヤード、パー70)で開幕した。程ヶ谷カントリー倶楽部は1967(昭和42)年に新コースを完成させて移転しており、当時のコースは現在の横浜国立大学にあった。
すでに前年、日本プロ(当時の大会名は全日本ゴルフ・プロフェッショナル36ホール・メダルプレー争覇戦)と関西オープンがスタートしていたが、ともに1日競技で36ホール勝負。日本オープンは2日間で72ホールを戦う国内最初のトーナメントだった。
出場したのはアマチュア12人、プロ5人の計17人。アマチュアの出場資格はJGAが制定したばかりのナショナルハンディキャップで「8」以内。前年の日本アマチャンピオン赤星四郎、弟の六郎、日本アマ3勝を誇る川崎肇、日本アマ歴代チャンピオンの1人でありJGA設立の立役者でもあった大谷光明ら錚々たるメンバーである。プロは宮本留吉、安田幸吉、浅見緑蔵、中上数一、関一雄という面々だった。』(日本プロゴルフ殿堂コラムより)
日本のゴルフの歴史を見ると・・・
日本では、1901年(明治34年)に外国人の手によって神戸の六甲山に4ホールのゴルフ場が作られたのが起源とされています。 やがて1914年、駒沢に東京クラブが設立されますが、18ホールを備えた正式なコースとして認められたのは1922年(大正11年)に誕生した程ヶ谷CC(神奈川)が最古です。
とありました。
このことを踏まえると、実質蝉川泰果選手(東北福祉大)がアマチュア優勝の第一号といって良さそうです。
更に忘れてはいけないのが、同4位にやはりアマチュアの杉浦悠太選手(日大)が入っていること、そして蝉川選手はアマチュアにして「プロツアー大会2勝目」ということです。
2022年 日本オープンゴルフ選手権競技 4日目 スコア結果
【速報】大学生の蝉川泰果選手(21)日本男子プロゴルフツアー初の「アマチュア2勝」
「プロはどうした!」という声もあるようですが、若い世代の台頭という喜ばしい現象ともいえます。(ベテランのビックネームにも頑張って欲しいと思ってますが。)
『世代交代』・・・これはどの世界でも自然な流れでしょう。
この流れが滞っている組織は、社会の変化について行けないのかも知れません。
国政のように。