よく解らないニュースがありました。
少子化対策「支援金制度」 4月2日に法案審議入りで与野党合意
税負担で賄うのではなく『支援金制度』というものをあてがう意味は何なのでしょう。
ちょっと調べた『支援金制度』
支援金制度(仮称)とは、2023年6月に閣議決定された「こども未来戦略方針」。
加速化プランに要する年3.6兆円規模の財源のうち、2026年度より支援金制度から約1兆円の拠出が見込まれており、私たちが加入する公的医療保険の保険料負担は実質的に増加する。
公的医療保険は病気やケガに備えた社会保険であり、本来の目的とは異なる少子化対策の財源として、給付が発生しない世帯にも保険料を一律に求める事に違和感があることは否めない。
日本の未来のために必要な予算ならば増税すれば良いと思うのだが、負担増を隠すことに躍起になるとは、そんなに『増税眼鏡』と揶揄されることが気になるのだろうか。
昨今、有権者が政治家に対して不信感を持っているように、政治家も有権者を信用していない・・・つまり、「増税=不支持」と思っているのだろう。
問題は血税を国民のために正しく使って欲しいだけなのに。
負担増が死活問題となる低所得層に対し福祉の理念を忘れなければ良いだけなのに。
先日、大谷翔平選手への会見がありました。
記者の質問時間もないものでしたが、裏金議員の会見に比べ好感が持てたのは、会見者自身に対するイメージの違いでしょうか。
30年間経済成長が止まったことや、裏金脱税がまかり通ったことも政治家の重大な問題ですが、『政治(家)不信』を招いた責任も、とても大きいと思います。
様々なプロパガンダにより政治家を信じすぎて戦争を始めてしまうことよりは、よっぽど良いかもしれませんが・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます