アメリカがイラン司令官を殺害しました。トランプ大統領の命令でバグダッド空港にロケット弾を撃ち込んだそうです。ムハンディス副司令官など、少なくても8人が死亡しました。
法治国家であるアメリカが、議会の承認なく(裁判もなく?)大統領の判断のみで殺害を実行していいのだろうか?
トランプ大統領は「戦争を始めるためでなく、止めるため」だったと言っているが・・・。
アメリカという国は、犠牲者を無くすためといって「非戦闘員の頭上で原子爆弾を炸裂」させた。しかも、戦時中とはいえ2回も。
近くは「大量破壊兵器がある」という不確かな情報でイラクに戦争を仕掛けた。結局、その情報はイラク人科学者が、サダム・フセイン大統領を失脚させるために嘘をついていたらしい。真偽は定かではないが、その嘘は、好戦的なアメリカ首脳に取って都合がよいものだったのだろう。その後「大量破壊兵器」は確認されていない。
これは、アメリカという「国家の体質」か?
日本人高校生射殺事件
ハロウィンパーティーで家を間違えてしまった日本人留学生が、「フリーズ」という警告後も近づいたとして、マグナム拳銃で射殺されてしまった。しかも、刑事裁判では陪審員により無罪判決が下った。丸腰の者に警告射撃もなく。
<ウィキペディア:日本人留学生射殺事件より抜粋>
武器(権力)を持つと、使いたくなるのだろうか。武器を正しく使う能力がないのか。
「やられる前にやる」の「やられる」のレベルが、日本のそれとは違う。
日本人高校生の射殺事件裁判でも、陪審員の判断で無罪になったところに、アメリカの価値観が日本と違うことが見て取れる。
今回、本当に「戦争を止める」ことができたのだろうか?
プライドの高い中東の民族に対し、一時的に開戦を遅らせることができても、その心の奥に大きな遺恨を残したことは、容易に理解できる。長いスパンで考えれば、世界の平和は遠のき、アメリカという国への畏敬は砕け散ったのではないか。(イランだけに留まらず)
唯一はっきりしているのは、第二次世界大戦後一番戦争をしているのが、アメリカという国だということか。
日本は、こんな同盟国アメリカに対して、どうするんだ。
大統領就任前にご機嫌伺などをして、しっぽを振り続けてると、取り返しのつかないところに迷い込みそう。
すでに高い物を言い値で売りつけられてたりしていて、今後がとても心配です。
詳しくないですが、イランは中東でも強い軍事力持っていると聞きます。
トランプ君、外国の米兵駐留をどんどん引き上げさせて、選挙運動の点数稼ぎに使っていたはずだったのに・・・
今度は中東に3000人超増派だとか。
よくこんな大統領に振り回されていますね!
以下も詳しくないですが、戦争を起こすことで軍需産業を潤すともいわれてきましたね。
1970年安保闘争なんかで聞いた言葉ですが、イラク戦争にしろ、今回のトランプの動きなどを見聞きしているとそうかな?とも思いたくなります。
日本ですら大戦後の疲弊から朝鮮戦争特需で経済が盛り返したんですから・・・。
私は、元来保守的に育って来たんですよ。
でも岸おじい様の考え方を遮二無二押し通して海外派兵を強めようとする安倍さんも自衛隊員の命なんていい加減に考えている気がします。
新聞だったか、テレビだったか元自衛隊のトップが、
「中東海域の情報収集強化を目的とする自衛隊派遣」はとても危険だと語っていました。
政府は確か、この米国・イラン問題への見解を出してなかったんじゃーないですか。
外交の安倍!は言葉だけだったのかと言いたいです。
私は、日本人高校生射殺事件は法律論で観点が少し違う気がします。
多額の献金を受けて銃規制をしないのが最大の問題だとは思いますが・・・。
他にもいろんな要因があるんでしょうね。
そうだ、トランプ氏、教師に銃を持たせろ!とも言ってましたね(汗)