退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

本を読みました

2020年02月06日 17時44分33秒 | お勧め

 年が明けて最近読んだ本を紹介します。
 本の評論をする気も力もありませんので、偏屈ジジイの感想です。
 悪しからず。


<「戦争のプロパガンダ 10の法則」 アンヌ・モレリ>


  これは、サンデーモーニングで取り上げられていたもので、早速購入し読んでみました。
  戦争に向かう政府が掲げる「プロパガンダ」には法則があり、どの戦争もその道を辿っている。
 そして、それは10項目の「法則」に集約できる・・・とあります。

  第一次大戦時のことが多く記されていますが、なるほどと思うことが多く、現在の氾濫する情報に対する見方が変わると思います。
  
  今の日本は第5章あたりに来ているのでしょうか?・・・不安です。

  『戦争は暴力である以上、フェアであるか否かを問うことは無理なことだ』というヴォルテールの言葉は印象的でした。
  近代史の中で全ての戦争は自国の防衛であり、他国からは侵略になると改めて思いました。


 <「戦後史の正体」 孫崎 享>


  以前、白井聡さんの「永続敗戦論」の中で紹介されていたので読んだものです。
  この本は、高校生向けに戦後日本史を米国との関係に軸にして書かれたものです。

  内容は、とにかく面白い。下手な小説より読みごたえがあります。軸となる日米関係は「えっ!」と驚くこと必至です。高校生向けということで読みやすいことも助かります。
  私は、「戦争のプロパガンダ10の法則」を読んで、無性に読み返したくなったので、本棚から引っ張り出し、一気に読みました。
  
  どちらも皆さんにお勧めしたい一冊です。


<「ほめると子どもはダメになる」 榎本 博明>


 これは、今の時流とは真逆の表題だったので、興味がわき読んでみました。
 内容は、教育現場にいた小生としては頷けることばかりでした。
 書かれていることが私の持論に近いので、対局にありそうな『尾木ママの「叱らない」子育て論』を読んで、更に理解を深めたいと思います。

 ・・・と思ったのですが、「叱らない」が古本屋に見当たりません。
 いま、1047円出そうか迷ってます。(表紙を見てちょっと引いたので)



方言諺辞典

2020年02月06日 04時05分25秒 | 思いつき

【や】 野次 ⇒ 思わず口から出てしまった心の叫び 本音
【ゆ】 UR ⇒ 独立行政法人である都市再生機構も1200万円ぐらいは特定議員に献金できるぞの意 でも、吉岡里帆はかわいい
【よ】 寄らば大樹の陰 ⇒ 政治家一番人気の座右の銘

方言諺辞典

2020年02月05日 04時26分22秒 | 思いつき
【ま】  マスメディア ⇒ 広報スピーカー 都合よく選んで使う
【み】  禊 ⇒ 選挙 結果はともあれ、1度国政選挙を経験すれば贖罪となる意
【む】  村八分 ⇒ 一番怖いもの 必然「寄らば大樹の陰」となる
【め】  目糞鼻糞を笑う ⇒ 嘘つきが嘘つきに嘘つきという?
【も】  問答無用 ⇒ 話し合いはいらない 結論ありきの議会の意

ホテル三日月

2020年02月04日 06時19分30秒 | ニュースより

 ホテル三日月が武漢からの帰国者の一時滞在を受け入れてくれました。


このニュースで感じたことが幾つかありました。

 まず、「なぜ、政府はこの緊急事態でバタバタするのか?」

 今回の件は「不測の事態」ではあるけれども、政情不安なのど緊急事態は有りうることで、それに伴い邦人の緊急帰国も想定されます。『危機管理マニュアル』は無かったのでしょうか?

 このバタバタで、177部屋のホテル三日月は199名を受け入れ、相部屋の実施により感染拡大のリスクを負う羽目になりました。
ちなみに第二便では帰国者のうち発症していない97人が東京・北区にある財務省の研修施設に、87人が府中市にある警察大学校に移動したそうです。
第三便では国立保健医療科学院(埼玉県和光市)や税関研修所(千葉県柏市)で受け入れられ、第四便は民間フェリー「はくおう」を受け入れ先として開放し、当面は東京湾に停泊させるそうです。



 二つ目に、なぜ「ホテル三日月だけなのか?」

 治療法やワクチンのない伝染病のための一時受け入れではあるけれども、発症している患者ではないし、「男気」を出してくれるオーナーがいてもいいのではないでしょうか。
 難しい問題が有るであろうことは分かっているのです。国を挙げて取り組むべき緊急事態なのです。 


 三つめは、「方針決定後のフォローは十分なのか?」

 国立保健医療科学院で、内閣官房副長官補(事態対処危機管理担当付)で帰国者の施設担当者が自殺(?)した件も、担当した人数の不足で多忙を極めていたからではないのか。
「死亡した男性は帰国者の要望や対応に疲れていた」という記事もあります。



 また、国民の非難を受けて改善されたが、チャーター機での帰国に際しては、旅費・一時滞在費は政府で持つのはあたりまえだし、詳しくは知らないけどホテル三日月の従業員には、政府から特別手当を出すべきだと思います。


最後は、「見通しがないまま場当たり的な甘い言葉でその場をしのいではいないか?」

 緊急事態では、「動きながら考えることも」やむを得ないが、甘い言葉でその場をしのぎ、それが結果的には嘘につながり、不信感を増大させることが多いのではないかと思う。「危機管理マニュアル」の不備と思い付きでの発言が、ドタバタ劇につながるのではないでしょうか。

 今回の問題から離れるが、例えば、原発事故の除染ごみの福島県外での最終処分を定めた法律は、「原発事故による重い負担を福島が背負っている」として成立しました。しかし実際には、最終処分の議論が進まず、再生利用の場所は県内ばかりのようです。
 現場保管は「一時的だ」と当初説明してきたのに、今も県内で10万か所以上残されています。そして、仮置場は「3年程度で解消する」とされてきましたが、今も大半が残されたまま。中間貯蔵施設は、整備に時間がかかり、最終処分場に至っては、再生利用という別の考え方が、今になって強調されるようになってきました。

 海上に流れ出た汚染水についても、たしか安倍総理は「状況はコントロールされています。汚染水は福島第一原発の0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされている。」といってオリンピックを招致した記憶があります。本当でしょうか?



 話が飛躍し過激になったかも知れませんが、『国立保健医療科学院での自殺(?)』を知って、頭の中がグルグルした結果です。


 ちゃんと記録を残して、次にはもっとうまくいくことを期待しています。


方言諺辞典

2020年02月03日 17時50分13秒 | 思いつき

【は】 ハゲー!! ⇒ ハーバード大学院卒でも人間性には関係ないことを表す言葉
【ひ】 非核三原則 ⇒ アメリカの動きと「比較」する原則
【ふ】 不眠不休 ⇒ 普民不休
【へ】 減らず口 ⇒ 昔はオウム真理教の広報官、今は人事権を握られた官僚トップの得意技
【ほ】 細野る ⇒ 芸能人にわきが甘いの意 芸能人の方がダメージが大きいのは、相手の方が格上だということか