退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

今すること6

2020年06月22日 12時20分07秒 | 散歩から

自分のできる新型コロナ対策を考えました。


それは 《すれ違う人に挨拶する》 こと。


散歩のとき、すれ違った人に挨拶をしてみようと決心しました。




「ソーシャルディスタンス」の名の下に、人と人との距離が広がっています。


散歩中、歩道で私とすれ違う人が進路変更をして、私との距離を取ろうとします。

私は、外の散歩ではマスクをしませんので無理からぬことですが、何か物寂しい気持ちが心を支配します。(決して、私の人相や風体から『危険人物』と思われているわけではない・・・と思う)



山奥に一人でいる時よりも、人が多い地域で周りの人が自分との距離を取ろうとした時の方が「孤独」を感じるでしょう。

この物寂しいすれ違いをどう解消するか。


導き出した答えは『挨拶』でした。


マスクをしない私は、散歩中沈黙を保つことを心がけていましたが、この「孤独感」を解消するためには仕方ありません。
意を決して挨拶してみようと思いました。


しかしながら、見知らぬ人に「おはようございます」「こんにちは」はなかなか言いにくいものです。

ましてや、知らない小学生などに声をかけようものなら、完全無視で逃げられ、30分後には市の防災無線で『声かけ案件』として、大々的に広報されてしまうかもしれません。


『こんな世の中に誰がした!!』



こんなことを考えていた時、ふと愛犬の存在に気づきました。



散歩中の 《シーズー》 は、挨拶のハードルを下げてくれる格好のアイテムでした。


相手も、小型犬を見ると口角が緩み、連れているのが強面のジジイでも挨拶を返してくれそうです。



早速、今朝実践しました。


住宅街の小路では言いやすかったです。

大きな道の歩道では言いづらい。


比較的女性には言いやすかったです。(挨拶も返してくれます)

男性も挨拶してくれました。



交差点に若者の集団(4~5人)が居ましたが、挨拶できませんでした。

道の反対側だったから良しとしよう。



今朝の成果はこんなところです。



これからも、散歩は人通りの少ないところを選ぼう。 

 (これが結論か!)

 

議員不祥事

2020年06月21日 21時29分08秒 | ニュースより


議員の不祥事は、そのほとんどが「過失」ではなく『故意』です。

その点で<悪質>と言わざるを得ません。



河井議員逮捕の陰で、菅原一秀議員の公職選挙法第139条違反について触れる報道が少ないようです。



国会も閉会し、離党も退職もしない沈黙に徹してほとぼりが冷めるのを待つような姿勢です。


説明責任を果たしていないことを忘れないようにしましょう。


もっとも、『説明責任』という言葉は、永田町では何の意味も持たない<死語>のようですが。



菅原議員(東京9区(練馬区の一部))はいろいろお騒がせな方のようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E5%8E%9F%E4%B8%80%E7%A7%80

 

現代の奴隷

2020年06月20日 09時57分37秒 | テレビを見ました

報道1930(BSTBS19:30)を見て、アメリカの衝撃的な事実を知りました。


アメリカ合衆国憲法修正第13条 第1節 (1865年修正)
https://www.y-history.net/appendix/wh1203-060.html

『奴隷および本人の意に反する労役は、犯罪に対する刑罰として当事者が適法に宣告を受けた場合を除き、合衆国内あるいはその管轄に属するいずれの地にも存在してはならない。』


このうち『犯罪に対する刑罰として当事者が適法に宣告を受けた場合を除き』の部分の解説を聞き、愕然としました。


つまり「奴隷及び本人の意に反する労役」を『犯罪に対する刑罰として当事者が適法に宣告を受けた』者には課することができる・・・ということです。


収監者の人数は、アメリカのそれが群を抜いて多い(220万人)ようです。

ちなみに日本の刑務所・留置所収容者数は51,727人(H30)です。


この人数の多さは、奴隷制度が1865年に無くなったことによる労働力の不足を、収監者により補うという意味を持つことなのでしょうか。

アメリカにおける奴隷は黒人がその立場にあったわけで、その名残(差別意識)が、収監される比率の違い(白人・・・17人中1人、黒人・・・3人中1人)に現れているといえるようです。



この黒人の立場は古代ローマの奴隷と似ていませんか。


Wikipediaには
<古代ローマ社会において奴隷は社会・経済分野で重要な役割を担っていた。肉体労働や接客業務だけでなく、高度な知的労働にも従事していた。たとえば教師や会計士、医師は多くの場合奴隷が従事する職業で、これら高度な知識が必要とされる業務は、多くの場合ギリシア人奴隷が充てられた。それに対して、能力の劣る奴隷は農場や鉱山で使役されていた。>
とあります。

古代ローマの奴隷は肉体労働の従事としてだけでなく、社会を構成するうえで欠かせない存在であったことが窺えます。

その点においても、現在のアメリカ社会における労働力の一部を支える収監者と重なって見えます。

そして、その労働力を黒人に担わせようとする見えない力がはたらく。



自由と人権の国アメリカの抱える闇は深いようです。


 

元法務大臣の逮捕

2020年06月19日 16時10分32秒 | ニュースより
河井議員夫妻が逮捕されました。



運動員報酬を水増しした件だけかと思いきや、選挙前に現金をばらまいたとか。



昨年7月21日に行われた参議院議員通常選挙でのことです。

この選挙の広島県選挙区(定員2名)で、東京地検特捜部は、夫妻が地元議員ら94人に総額約2570万円(克行氏2400万円、案里氏170万円)を配ったとしています。


自民党本部は、河井案里陣営に、選挙資金として通常の10倍の1億5000万円をあてがいました。
同選挙区で、長年議席を確保していた同党溝手顕正議員には1500万円です。




1.5億円で参議院議員になれるということが驚きです。



同選挙区の溝手顕正議員が落選したということは、その溝手顕正議員を支持する票が現金で河井議員に流れたということでしょうか。


溝手顕正氏は、前々回参議院選挙(H25第23回)で、521,794票を得て当選しました。

ところが昨年の参議院選挙(第25回)では、270,183票で河井案里議員と25,688票差で次点に甘んじています。


単純に比較はできないけれど、その差251,611票は金で買われたということでしょうか?

(河井氏と溝手氏の票を合計すると566,054票です。自民党としては44,260票伸ばしています)


官邸に近い議員の妻に通常の10倍もの資金提供があったこと(政党の私物化?)自体不可解ですが、



一番の問題は、自民党本部が河井案里候補に出した1.5億円は、党が集めた資金だけではなく政党助成金という税金が含まれているということです。


令和元年度政党交付金の自民党受け取り分は17,647,718,000円(参議院選挙後変更額)です。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000642248.pdf

税金ですから、会計報告が必要かと思いますが、その「使途等報告書」は人件費及び光熱水費を除く一件5万円以上の支出とその領収書のみが対象となっているのです。



税金の支出なのに、なぜこんなザルなのでしょう?



私が勤めているときの会計報告は1円たりとも使途不明金は許されませんでしたが。


出納帳と通帳、領収書が合うのは当たり前でしょう。

こんなことだから、運動員に3万円支払ってしまうし、地元議員らに現金を配ることができてしまう。


議員は、出席できないお友達の結婚式にご祝儀を渡してはいけない・・・と聞いたことがあります。

このアンバランスは何なのでしょう?



だいたい、人件費が対象外だなんて、バラマキの温床としか言いようがありません。



さらに今回、受け取った側が地元議員であったことも驚きです。

「票の取りまとめ」などとお願いして配ってはいないでしょうが、選挙前の時期に現金がやり取りされることに疑問を持たないことが理解できません。理由が不明の現金を受け取れるだなんて。


おそらく、日常茶飯事の出来事なのでしょうか。


やはり、「議席はカバンで買える」のでしょう。



『よくあること』だと諦めないで、怒りの心を忘れないようにしないと!


議員の皆さんは、『ザル法』を改正しないといけません。

自分のことは、利害関係が絡むから無理なのだとすれば、『第三者機関』に草案作成を依頼し、発表してもらう(発表しないと見えないところで修正されるので)。
それから国会で審議&立法・・・。


どうにかしてほしいです。議員の先生方の金銭感覚がおかしくなっているので。
 

米国人の悩み

2020年06月19日 08時56分03秒 | 日常の一コマ


昨日、久々の勤務で外国人の同僚に会いました。


彼(Chris)は、なぜか気が合うヤンキーです。


そこで質問してみました。(日本語です)

『アメリカ大変ですね』


私はコロナウィルスを念頭に置いて質問したのですが、彼の答えは違っていました。


・・・(ゆっくり考え言葉を選んで)
『ワタシモ、コクジンニタイシテ、カレラノクルシミヲワカッテイナカッタヨウデス』
カタカナだと解りづらいので以下普通に書きます。
『私も、黒人に対して、彼等の苦しみを分かっていなかったようです』


どうやら、彼の中では『コロナ』よりも『黒人差別』だったようです。


彼は白人です。



私が『それでも今回は、白人も含めて声を上げているようで、声を上げるところがアメリカのイイところではないか』と言うと、

『声が上がっても変わらない。同じことを繰り返している』と伏目がちに答えました。



彼は『黒人の犯罪率が高く、それにより警官の態度を肯定する意見もあるが、そもそも生活水準の差が差別から来ている』とも言ってました。


大統領のことを尋ねると、『恥ずかしい』と落ち込んでいました。


「日本では、政治について自分の意思をなかなか表明しない。それは、意思表示をすることで色眼鏡で見られる現実があるからだ」と私が言うと、

『確かにアメリカでは意見をはっきり言うが、そのこと(トランプ支持不支持)で、家庭内でもめる』と言ったので驚きました。

私は、「それはそれ、これはこれ」がアメリカ人気質だと思っていたからです。



ひとしきり興味深い会話をしているうちに休憩時間が終わりました。


別れ際に、コロナで3キロ太ったと伝えると、

『勝った~! 私は6キロです』と訳の分からない勝利宣言をして、彼は部屋を出ていきました。




デモで白人助けた黒人男性 英国
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6362571



自殺かリンチか、差別に怒るアメリカで木に吊るされた黒人の遺体発見が相次ぐ
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e00e858de73db3449c1955d0cecc6f81a3580de



日本人に知ってほしい「抗議デモ」の根深い真因
https://toyokeizai.net/articles/-/354889?page=3