米大統領選挙が混乱しています。
トランプ氏がかき回している。
バイデン氏が当選確実となりました。
大統領選挙に関して思うところもあったのですが、展開の速さに思考がついていきません。
只々思ったことを羅列します。
トランプ氏が州に法廷闘争を仕掛ける。
https://ameblo.jp/thomaspoppo/entry-12636211677.html
米国の大統領選挙の複雑さは、国家より先に州が存在していた歴史的経緯があるためでしょう。
ジョージア州では票差が0.5%以下の場合、州務長官への要請を経て再集計の実施が可能。
https://news.yahoo.co.jp/articles/186bb84d37854a5e8e07c7e7137bcad9e95ec551
このように、事前にしっかり決められていることは分かりやすく素晴らしいと感じます。
郵便投票の〆切が州により異なることは、大統領を決める選挙において異論を挟む口実となっています。(勿論11月3日消印までではあるが)
「ヨーイ、ドン!」とレースが始まってから現行ルールの弱点を突く攻撃はいかがなものか。
トランプ氏の郵便投票に対する批判は、そのシステムが州ごとに異なることも一因でしょう。
そして、このコロナ過により郵便投票数が大きな影響を及ぼす規模になったことも大きい。
だからと云って、バイデン氏のコロナへの危機感の呼びかけが原因と云ってほしくない。
あえて云うならば、このコロナ過における大統領選挙方法について議論をしてこなかった現政権の怠慢が生じさせたツケといえるのではないか。(共和党は選挙方法が問題だと本気で思っていないようです)
コロナによる犠牲者が23万人を越え、第二位のインドの二倍近くになるアメリカでは、「投票場で並びたくない」と考えることはいたって自然だった。
郵便投票増加の可能性は当初から言われていたのに、郵便投票そのものへの対応を選挙戦略の一つと捉えた「民主主義の屋台骨への介入」が、資本主義社会全体の不安を煽ったと云えないか。
選挙人選挙による「間接選挙?」も限界が来ているのではないか。
歴史の浅い米国が、より歴史を重んじることは理解できるが、直接選挙に切り替える方が良いと思う。
次回から一国の大統領を決める選挙に於いては、歴史的経緯よりも現状に合わせた合理性を求めたほうが良いのではないか。
この混乱の中で、ほかのニュース報道が疎かになっていることが不安です。
社会主義国家は、資本主義国家の欠点が現れたと捉え、より勢いづくでしょう。
何はさておき、今回の選挙騒動で見えたアメリカ・・・。
米国民は民主主義の旗手(№1)としてのプライドがあり、それを守るために「我慢」してきたことがあったのかも知れません。
その「鬱憤」を表面化させたのがトランプ氏だ。
人権問題も含め、彼はアメリカ人の本音をさらけ出したという功績があったといえる。
トランプ氏の勝利への執着は、ビジネスマンらしい周到な準備に裏付けられているのかもしれない。
潔さを美徳とする日本文化とは大きな違いを感じるし、そこに分断の火種も隠されていた。
ロン・ヤスを意識したドナルド・シンゾーの関係は蜜月と言われていました。
今思えば、二人は似た者同士と云えたのかもしれません。
・・・支離滅裂な文章になりました。もう少し頭に浮かんだことがあるので、それは次回に書きます。