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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

地域の付加価値を可視化 句碑を巡る「橋南春採湖回遊路」201025

2021年02月22日 10時49分20秒 | 催事
地域の付加価値を可視化 句碑を巡る「橋南春採湖回遊路」201025

釧路市内に釧路俳句連盟の重鎮、四俳匠の句碑がある。
  1)刀禰無句碑「出船いま 大夕焼の 只中に」(幣舞公園)
2)高浜虚子碑「燈台は 低く霧笛は 欹(そばだ)てり」(米町公園)
  3)荒川楓谷先生碑「緋鮒さがす 湊に遠き まつり笛」(春採公園)
  4)久保洋青碑「阿免ひそか 奈ればみどり能 おくしれず」(同上)


四句碑は、幣舞-南大通 or 浦見ー米町ー旧臨港鉄道跡を経由して、春採公園西岸に設置されている。

 「旧臨港鉄道跡」には違いないが、そこは、かく申すまい。新名所の「橋南春採湖回遊路」。

 選ばれた句から、地域の付加価値が見えてくる。

 1)商港と漁港 2)商船と漁船 3)出航と出漁
 4)建設港湾投資 5)外国航路 6)世界三大夕映
 7)濃霧、資源多 8)暖寒流接触 9)栄養塩豊富な寒流+魚種
 10)都市中の緑  11)緋鮒   12)太平洋と太湖(春採湖=井伊直弼)

 句碑&28基の石川啄木歌碑。これを「観光資源」とは決めつけないでおきたい。
 そは生涯学習資源。
 市民が日々、自己を鍛える手立てと考えるべきでは。
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