pacific0035'写真BBS

文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

メディアは、なぜ

2012年02月11日 16時40分10秒 | Weblog
 メディアは、なぜ。タレント政治家の発言を追いかける?。

 橋下・大阪、森田・千葉、東国原・宮崎。地方自治の節目の議論に、タレント政治家がコメントする。
 それを黙認でもないが、追認している地方6団体の代表者たちは団体の公式見解を越えて、個人の意見が一人歩きしている事実を放置しているようでもある。

 IT,http://news.goo.ne.jp/topstories/bizskills/393/2bda729d548685f0eb31d7ccae82b2a3.html
 は、「橋下氏が議論に強い理由の一つ 論理的でない突飛な発言にあり」と、伝える。

 テレビと言うメディアが、出番を与えて視聴率を稼ぎ、視聴率が高ければ「有意義性が高い」と、言いたげであるが、それは誤り。むしろ傲慢ではなか、か。

 テレビが「一億総白痴化」と言われて久しいが、テレビはひたすら「非見識」を臆面もなくさらしているように見える。そこでエリート記者の不見識、思想性不足をばら撒いているかに映るが、気がついていない市民も少なくない。
 でも、投票行動には少なからぬ影響を与えていまい、か。

 タレント知事のひとりというべき東京都知事は、息子の自民党幹事長との間で見解の相違がみられるようになった。
 どっちも、どっちだが。怖いのはその先に、オーソドックスな政治学の役割が、国民から「かい離」していく点である。
 そうでは、ないかい?。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新書

2012年02月11日 13時06分21秒 | Weblog
 バスのなかで本を読むことが少なくない。昔は電車はともかく、バスでは読書中に車酔いしたものである、が。

 このごろ平気。しかし、バス内の読書には難点がある。車内照明灯が暗いのだ。
 そのせいか、気がついた。夕闇の満員バスの中で読んだ岩波新書。8ポイント活字でページがうまっているのかと、思いながら読んだ。

 翌朝、自然光の光で読むと同じ本の活字が、10.5ポイントかと思うほど、大きく読めた。
 読むに楽であった。

 うーん、明確なものだ。違いが。その違い。照明のせいか、疲労感か。それとも両方、か。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲府 徳川

2012年02月10日 08時30分09秒 | Weblog
 『八代将軍 吉宗』。甲府がどうして、徳川の封地になるか。

 要因は「武田の残党」ということ、か。綱吉は「甲府の宰相」といわれたし、中山道の守りを重視した理由も、その辺にありそう、と。

 少しずつ見えてきた。では、舘林はどういうことになる。自明のことなのであろう、が。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白波瀬佐和子著『生き方の不平等』

2012年02月09日 08時41分14秒 | Weblog
白波瀬佐和子著『生き方の不平等ーお互いさまの社会に向けて ー』。神野直彦氏は「分かちあい」。それを読んでいたら、今度は「お互いさまの社会」。

 思うに「応能参加型もたれあい社会」というのも、ある。それぞれ一理というには小生はお粗末かもしれないが、新自由主義経済・市場原理の行き過ぎ、幻想には警鐘を用意している点は、まちがいなかろう。

 白波瀬佐和子著『生き方の不平等ーお互いさまの社会に向けてー』。午後、1時間ほど読んだ。「子ども」「若者」「高齢者」、年齢階層ごとに格差を説く。あすからまた、読む。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジェームス三木著『八代将軍 吉宗〈中〉』

2012年02月08日 06時25分21秒 | Weblog
 ジェームス三木著『八代将軍 吉宗〈中〉』。本書は、かつてNHKで放送された大河ドラマの原作として知られる。大河ドラマ自体は見ることを建前としていないが、本作は折々、視聴した記憶がある。
 
 中巻は吉宗将軍職を襲職する過程と、世に「享保改革」とされる幕政改革の諸施策の展開を示す。

 徳川政権にとって「中興の祖」たる位置づけが、吉宗にはあるかと思う。吉宗が幕閣を担うについて「幸運」「転がりこんだ」より、用意周到のうえに御三家の筆頭たる尾張をおさえて、紀伊が「奪取」したとする点が示される(「裏工作」 111p)。

 吉宗には幕政改革を通じ、政権の「悲壮なゴールキーパー」(309p)たるの評価。各地に根を張っていた独立大名を「封じて建てた」徳川の政権は、基盤とする農村と政権根拠地たる大都市・江戸をささえる商業との間で矛盾をかかえることになるのかも。
 「諸色高直米価廉直」(もろもろの消費物資は値上がり、しかし米価格は低落)に、幕府の金庫は底をつく。

 権力者像。自身が思いえがく姿と庶民の評価の違いに反問しながらも、しかし「尾張&紀伊」戦争という就任時の経過に発する対立の芽を発芽させつつ、「中巻」は結ばれるということ、か。(日本放送出版協会 1995年)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファーバーカステル

2012年02月07日 08時54分05秒 | Weblog
  ファーバーカステル。説明するほどのこともない、ドイツの色鉛筆メーカー。1761年以来の伝統を誇る。

 紹介番組をBS日テレで見たことがある。ゴッホなど著名画家が愛用した品、百年後もかわらぬ美しい色を維持すると言う。その色数120種の品も発売。

 一番は、ファーバーカステルアカデミーの存在か。会社が開設する美術学校で、次世代育成のための教育がすすめられる。
 画材を利用する、美術家・芸術家を輩出。

 かくて、親から子、子から孫へのブランド品継承の仕組みが維持されている。決して廉価ではないが、根強い人気と支持を誇る。。説明するほどのこともない、ドイツの色鉛筆メーカー。1761年以来の伝統を誇る。

 紹介番組をBS日テレで見たことがある。ゴッホなど著名画家が愛用した品、百年後もかわらぬ美しい色を維持すると言う。その色数120種の品も発売。

 一番は、ファーバーカステルアカデミーの存在か。会社が開設する美術学校で、次世代育成のための教育がすすめられる。
 画材を利用する、美術家・芸術家を輩出。

 かくて、親から子、子から孫へのブランド品継承の仕組みが維持されている。決して廉価ではないが、根強い人気と支持を誇る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「格差があってなにが悪い」

2012年02月06日 20時27分46秒 | Weblog
 「格差があってなにが悪い」。小泉純一郎総理の発言とされる。衆議院で300議席超の与党勢力をもつ首相が新自由主義による経済運営をめざしているときに、発したものとされる。

 大臣の発言としては、「貧乏人は麦を食え」というのがあった。失言として野党の非難をあびた。池田勇人という人の発言。

 「新聞は出ていけ」。これは佐藤栄作総理の総裁退任時の発言。報道は批判したが、退陣の記者会見での発言であったから、責任を問われたとは言えまいが、新聞は自分のことを言われたわけだから、このときは「公のいきどおり」を示した。

 「格差があってなにが悪い」。
 言い方が上品であったから、メディアは問わなかったのか。それとも大新聞、大手民間放送の目指している施策を実施するうえでの常識であったから、失言としなかったもの、か。

 神野直彦著『「分かち合い」の経済学』は、一国の総理発言としては当を得ていないと、書く。
 テレビをみる習慣はあっても、読書習慣のすくない我が国では、あまり注目されないのかも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジェームス三木著『八代将軍吉宗〈上〉』

2012年02月05日 07時05分22秒 | Weblog
 ジェームス三木著『八代将軍吉宗〈上〉』。3冊シリーズの1冊。吉宗が将軍職を継職する話ではあるが、「上巻」はまず「紀伊徳川に将軍継職」の必然性を示すものようである。

 発端は綱吉に世継ぎが得られないこと。後を見通す動きは紀伊を軸に尾張がネライ、水戸が模様見。
 本巻のポイントは、140pの記載にあるか。尾張の光友、水戸の光圀が隠居したにもかかわらず、紀伊・光貞が70歳すぎまで家督譲渡をしなかった意図。
 「綱教を江戸に置きたかったのかも」参勤交代のない嫡男を江戸におくことで「何かのときの機動性がものをいう」。

 ≪吉宗は、突然に継職した≫ようにみえるが、目は6代目をめぐって御三家のニラミあいにはじまっていることを提示しているかの観。(日本放送協会 1995年)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中村靖彦著『日記が語る日本の農村―松本盆地の畑に八十年』

2012年02月04日 17時05分10秒 | Weblog
中村靖彦著『日記が語る日本の農村―松本盆地の畑に八十年』。松本盆地に80年余、農業を営む方が日記をつけてきた。15歳で書き始めて65年、日々の記録を記載者にも聴くことができて、日本農業の軌跡が経営記録のサイドから展望できる。

 日記をつけていた人は大正3年生まれ。日記をつけだした15歳は、世界恐慌のはじまる年にあたる。
 毎日、暮らしを書きつづけるけれども、政治や時代の節目に意思の表明がみられないのが、特徴とする。まして、農業政策の推移に意思表示をすることが、ない。

 戦後、農地改革で小作地を失い、父祖からの農業は動き出したかの感がする。稲作、蚕が停滞し、酪農に転ずる。蚕では手がかかり、おいつかないというの理由となる、1950年代のことだ。
 酪農は野菜栽培にかわる。中堅農家として、それぞれのムラ寄り合いの役員を経て村議会議員にも。

 地道ながらも成功した農家というべきであろう。他方で、ウルガイランドで米自由化に舵を切り、食管法が廃止されて食糧法が施行される。
 農業団体や政治家と農林官僚とのせめぎあい、票のうごきとは無縁なところで、農業者がわが道をゆく姿が日記を通じてあきらかにされる。

 「補助金行政がはじまる前」「農家の考え方は堅実」(207p)。国が豊かになり、行政がいろいろ面倒をみることができるようになって、「農家の心根もかわってきたように思う」とする。

 食糧が大事とは、いわれる。そのなかで、本書は「農業の原点を問いなおしたい」との思い(Iはしがき iII)から、書きはじめられた。 (中央公論者 中公新書 1996年)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

杉 水車

2012年02月03日 07時22分49秒 | Weblog
 杉 水車。線香の原料は杉なのですか?。

 森の維持に落とした杉の葉。乾燥させて水車で一昼夜にして粉末に。百年以上はつづく伝統的製法と言うことであったが。

 水車の効用。さまざまに伝えられる。伝統の品、暮らしに活かす、そこにはなにより「ゆとり」が必要なのだが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Gentlemen of strength

2012年02月02日 07時31分01秒 | Weblog
Gentlemen of strength.朝のテレビ番組。時のニュースを英語で伝えるには。

 テーマは「rikishi」。本体をどう、表現。wrestler に対して出された、答えが Gentlemen of strength 。

 ほかにも「押し出し」と「突き出し」、「うっちゃり」に「もろざし」。

 日本人でも「技」の細部の、言い回しはなかなか難しい、が。
 相撲の国際放送を担当している局職員が出演。「wrestler に対して出された、答えが Gentlemen of strength 」。

 そのように説明していたが。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする