pacific0035'写真BBS

文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

弔魂碑 根室東線工事

2016年06月13日 20時21分55秒 | 技術



弔魂碑 大正6年

 鉄道敷設工事.根室~厚岸間の工事で生みだされた殉職者弔魂の碑.

 別保~上尾幌間の隧道が難工事であった.厚岸~糸魚沢=いといさわが、これにつぐものであった.<悲惨>とも言われるモノの伝承が残されている.

 真宗大谷派 東岸寺(とうがんじ)の本堂脇に設置されている.知るかぎり現在地より東へ16メートルほどの位置で確認が、最初.いつの間にか<わずか>ながら移設された.
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御大典記念碑 大字床潭村字小島

2016年06月12日 08時18分33秒 | Weblog



御大典記念碑 大字床潭村字小島

 「御大典記念碑 大正四年九月」.鎮守の境内に伝承.碑石も格式を備える.

  離島の鎮守.毅然と風雪に耐える.厚岸湾の入り口.海域のコンブ資源、その有力な採藻漁業の根拠地.

 とは申しながらそれほど多いとはいえない住民が、国民に示すと言うより、島の居住者の誇りを示す.
 島の結束を深める気持ちが表明されているように、うかがえる.

 思いいれの深さ、尊さ、かわらざる碑への貴重さが伝わる.2005年5月18日の記録.
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開業一年 緑ケ岡公園

2016年06月11日 06時27分22秒 | Weblog



開業一年 緑ケ岡公園.

 幸い<人跡>が絶えない.お子たちが顔をみせてくれる.

 冬 平日はともかく土日は<家族連れ>が<ソリ>をもって洗われてくれます.
 春から秋.平日でも<日暮れ>まで、<歓声><嬌声><叫声>が聞こえてくる.

 どこからか、三々五々.誘い合ってあつまるようだ.

 入り口にある、公共施設.駐車場は並んでいるが、格別の関与もないようで、あるが.つまり、この平面を活用した自主事業など、示されていない.<縦割り>の構図.
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開業一年 緑ケ岡公園

2016年06月11日 06時26分05秒 | Weblog




開業一年 緑ケ岡公園.

 幸い<人跡>が絶えない.お子たちが顔をみせてくれる.

 冬 平日はともかく土日は<家族連れ>が<ソリ>をもって洗われてくれます.
 春から秋.平日でも<日暮れ>まで、<歓声><嬌声><叫声>が聞こえてくる.

 どこからか、三々五々.誘い合ってあつまるようだ.

 入り口にある、公共施設.駐車場は並んでいるが、格別の関与もないようで、あるが.つまり、この平面を活用した自主事業など、示されていない.<縦割り>の構図.
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イチイ=一位 正一位

2016年06月10日 08時26分01秒 | 景観



イチイ=一位 正一位

 世に<オンコ>.そう言い習わしてきたけれども、どうしてどうして.

 神職さんの<笏>の材と承る.硬質、木目緻密、艶よし.意義深い.
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漢詩・浪淘沙 石川忠久著『漢詩をよむ 風土と人々(江南の巻)』

2016年06月09日 07時50分48秒 | 書評



NHK講座のテキスト.漢詩・浪淘沙
 石川忠久著『漢詩をよむ 風土と人々(江南の巻)』
 そこそこ買い求めて、実は積んであった.少しずつ読みはじめたが、最後にまわったのが漢詩のテキスト.
 『漢詩をよむ 風土と人々(江南の巻)』(1994年)や本書など、どうしても後回しになっていた.

 往き帰りの公共交通機関で、「どこまで」「ここから」ということなしに、ページを開き読んでは瞑想、読みの正確さに近づきたいと考えるのであるが.

 一行だけ、「ズバリ」がたまに.「スハリ」の数が増えて、そこはそれで楽しめる.急がずに前にすすまず行きかえりして.読み上げるに時間をかけている、が.

 思うは奥の深さ.背後にあるはずの<その他情報>.著者の博識の奥行に圧倒されている.
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「総序に読む二主題、一目標」 山折哲雄著『「教行信証」を読む」

2016年06月08日 19時57分51秒 | 書評
「総序に読む二主題、一目標」 山折哲雄著『「教行信証」を読む」.
 類書は多い.しかし、総序の記載構造を親鸞の思想形成で、重要なプロセスの表明と読んでいる、ようでもある.
 しかも『古事記』、『平家物語』、自著から末裔の蓮如に至る日本思想史上の枠組みにおいて、本書を理解しようとする意欲を示す.



洋上浄土・悪逆往生、悪を転じて徳をなすの正智

 「二主題 一目標」とは、「洋上浄土・悪逆往生、悪を転じて徳をなすの正智」の思想.
 『教行信証』は末法世界、無常観の時代に執筆される.その世、時代をうけてか『古事記』の文脈に「総序」の思想を位置づけ、他方で『平家物語』の無常観に距離をおきつつ、無常観の脈絡は蓮如の時代に「白骨の章」に顕現する、と説示.

原文307字、釈文572字
 ネット情報ながら総序は、原文307字、釈文572字で構成.その短文に一章をあててる.読了はしていないが、本書の基調は、実にこの論説に込められているのかも.そうした思いをいだく、いわば迫力に本書ははじまる.(岩波2新書 2010年).
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甘党・著名人 <三原堂><壺屋総本店>

2016年06月07日 05時15分46秒 | 放送


池袋 三原堂
 NHK番組で視聴、池袋駅界わい.江戸川乱歩の住まいがあったそうで孫氏が道案内.
 文豪は甘党であったそうで、愛したはこちらの饅頭であった、と記憶.
 店では大作家の贔屓に応えて<乱歩の蔵>を、発売.創業*昭和12年.


本郷 壷屋総本店

 こちらは民放番組で眺めたです.「坂本龍馬が尊敬」「江戸無血開城の立役者」.
 緻密な策士も大の<甘党>だそうで.2500坪やらの邸宅の離れ風に<菓子の間>.そこに和菓子を貯蔵して、楽しんだ由.
 愛したは<名物の最中>.粒あんと漉し餡=こしあんが紹介されていた、が.創業*寛永年間.


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夕映え 仏舎利塔 160515

2016年06月06日 20時12分36秒 | 景観



夕映え 仏舎利塔 160515

 日照時間がながい、夏至に60日余.残照が映えて、光彩を増す.
 相当の遠距離をおして一枚.晴れた初夏の夕映え.物語を感じさせる.



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庭にサクラ、野にエンレイソウの五月

2016年06月05日 08時20分33秒 | 季節



庭にサクラ、野にエンレイソウの五月

 春到来.開花で春を告げる一輪.オオバナノエンレイソウ.

 <アメフリボタン>.その異称があったかと、おもう.<摘むと雨に>の言い伝えが地域ではあったか、と.

 白色 三葉 葉の緑に花弁の白.<春待望>に、応える一輪.
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北国で存在感 チシマザクラ

2016年06月04日 17時44分51秒 | 季節


北国で存在感 チシマザクラ
 チシマザクラの花弁.開花期は5月10日頃.エゾヤマザクラに先駆けて、開花.

 樹高は低く、幹にはならぬが開花は早い.たくましい.ヒトは寒がっていても、開花して暦を先駆ける.

 閉塞感に健気さを発揮か.春の到来を印象ぐける.

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風と土から作品理解 井上謙著『東京文学探訪 下』

2016年06月03日 06時44分28秒 | 書評


風と土から作品理解 井上謙著『東京文学探訪 下』
 2001年の出版で、「明治を見る、歩く」の副題がありますねー.買い置きしてそのまま.世に<ツンドク>の状態から<ツウドク>の段階に、さきごろ.

紹介の切り口、そして作品の舞台の<ブロック化>.

 そうした視点で拝読は、いけないのかも知れないが.
 <下巻>の最初は、徳富蘆花に国木田独歩.

 そういえば叔父宅を訪ねるのに乗車した<京王線 芦花公園駅>は、徳富蘆花記念館とかの下車駅であったか.

蘆花公園駅
 そして<文学の舞台>としての<武蔵野>の<入り口>にあたるの、かと.
 <蘆花公園駅>から徳富蘆花を思いだしてはいた.発行直後に読んでいたら、手にして歩いてみたはずながら.
 
 その後転居、2003年に没した叔父にも申し訳ないことで.
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日中共存を追い続けた5000人のエリートたち 西所正道著『上海東亜同文書院』

2016年06月02日 06時04分14秒 | 書評
日中共存を追い続けた5000人のエリートたち 西所正道著『上海東亜同文書院』
 1901年かに、「『日中共存共栄』を教育理念」に、かつ「中国ビジネスのエキスパートを養成する学校」として、上海東亜同文書院は開設されたのだと、ある.
 戦前、一高・海軍兵学校、陸軍士官学校、東京商科大学とならぶ「(旧制)中学生憧れの五大校」とされる.



「プロローグ」「第一章」

 ここで設置趣旨、教育理念、輩出の人材を述べる.第二章以下、12章に卒業生像を個別に紹介.その紹介を通じて同文書院の教育内容、時代の要請、卒業後の日中間をむすぶ貢献と実績が概観される.

 「学校でやるべきだと教えられた『理想』と、戦場で自分がやらなければならない『現実』とのギャップ」で、「大いなる屈折を味わったはず」(10p).
 「中国という相手の懐に入る」(15p)
 「(日本人が中国人を蔑視するは)日清戦争に勝ったのがきっかけ」(16p)
 「中国自体を知ることが先決」「(日清戦争勝利の)媚薬は正常な方向感覚を失わせてしまう」(20p).

1972年、
 この年は日中国交回復の画期となる.
 ここに至る土を耕し、タネを播き、水をそそぎ、草・虫=あつれきを排したは、戦前に中国を肌で学んだ<層>の<平衡感覚>ではなかった、か.
 今日、日中に<溝>が指摘されるとすると、<エリート>のなかに芽生えている<垂直感覚>.
 
 本書は近くにお住まいの先輩から、「読んでみて」と頂戴.
 上手に表現いたしかねるも、<関係>を<つながり>ではな<比較>で捉えることが、<溝>を<壁>にしてるのかと、読みすすみつつ思い巡らしたのであるが.(角川書店 2001年).
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争点は「代替財源論」か 「法律を守らず」で選挙とはネ

2016年06月01日 06時57分23秒 | 社会


争点は「代替財源論」か 「法律を守らず」で選挙とはネ.
 国会は会期末.10月に控える消費税率引き上げは、法律に記載されている事項.そこを衆参で議論しない、しようとしないで「国民に審判」とか.

 ひょっとして国政選挙を、芸能人の人気投票に置き換えているのかも.

総裁が言い出すと、党内議論もないの?.
 それでは<独裁者>率いる、政党が政権をとっていることで、真の国会議員は総裁と連立与党幹部だけ?.
 これからは「自由非民主党」が正式党名に、か.


国民は判断の基準がなくなった.

 消費税をあげないと財政が政策施行に「大きな影響」と、言ってきたはず.

 あげないことで、政策のどこを手直し.官僚人件費をひさげる、法人税を引き上げる、政党補助金を交付はするが全額返済、総理の外国出張は自費でゆく.

 野党は<代替財源>で論争をせまろう.国政はこうかわる.良い機会.
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