七夕と言えば願い事を書いた短冊を竹に吊るすというのが一般的で夢二の絵はそれであるが、他はそうではない。
これは乞巧奠(きっこうでん)といって、盥に張った水に映った天の川を見ながらそのうえで針に糸を通して裁縫の上達を願うという中国伝来の古い行事だということである。
聞かばやな二つの星のもの語り たらひの水に映らましかば 建礼門院右京大夫
古くは単に盥に映して視るだけだったが、のちに針に糸を通すことが加わったようである。
伊東深水『銀河祭』 北野恒富『願いの糸』 二点
小村雪岱 竹久夢二
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これは乞巧奠(きっこうでん)といって、盥に張った水に映った天の川を見ながらそのうえで針に糸を通して裁縫の上達を願うという中国伝来の古い行事だということである。
聞かばやな二つの星のもの語り たらひの水に映らましかば 建礼門院右京大夫
古くは単に盥に映して視るだけだったが、のちに針に糸を通すことが加わったようである。
伊東深水『銀河祭』 北野恒富『願いの糸』 二点
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