豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

もう一つの『紅葉狩』 「びじょ」と「きじょ」 その二

2014年11月10日 | 今日の美女

 さてこそ妖怪正体現し、「美女・媚女」「貴女」変じて「奇女」「鬼女」となり、惟茂向かって襲い掛かる。
   ……という次第で実はこの美女、戸隠山に棲む鬼女「紅葉」であるが、結局神の加護を受けた惟茂に退治されてめでたしめでたしとなる話である。
 
 あんたを誘惑した美女も鬼女かもしれないけど、不信心者のあんたは神様も護ってくれせんよ。

  東洲斎写楽                       歌川豊国                         歌川国芳
    


◎ 浮世絵では歌舞伎の形で描き、現代絵画では能衣装姿で描くことが多いようである。
  青柳武子                                        武田靖夫
  

  蟹谷洋子                         作者不詳                          作者不詳・和紙人形
    


◎ 「紅葉狩」に使われる能面

  小面(万媚)                        増女(江戸期)                      鬼女 (パースケ自作)
    

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