鈴木春信 歌川豊国 喜多川歌麿
鰭崎英朋 梶田半古 伊東深水
上村松園 森田春代
◎ 「鴬宿梅」
梅の花の故事として「鴬宿梅」という話が大鏡などで知られる。
御所の梅の木が枯れたことを悲しんだ帝がいい梅の木を探し求めさせる。とある家の見事な梅を見つけて献上させたところその木に「勅なればいともかしこし 鶯の宿はと問はばいかが答えむ」という和歌を記した短冊がむすびつけられてあったので、帝は持ち主に返させた。その家の主は紀貫之の娘であった、という話である。
楊州周延
尾形月耕 渓斎英泉の春画「鴬宿梅」
◎ 梅は花が愛されるばかりではなくその実も重用される。
歌川豊広 梅の実を採る女達
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