◎ 和楽器の、そのうちの弦楽器の双璧は三味線と筝であろう。
なお「こと」は「琴」の文字を当てるが、琴と筝は似ているが異なる楽器で、普通に言う「こと」は「筝」を意味している。
「六段の調べ」や宮城道雄の「春の海」などは「筝曲」であって「琴曲」とは言わない。
喜多川歌麿 三味線 長谷川雲堤 筝
魚屋北渓 琵琶 歌川豊国 胡弓 揚州周延 月琴
◎ 管楽器
窪俊満 笛 鳥居清長 尺八 鈴木春信 尺八
◎ 打楽器
なお、鞨鼓は「娘道成寺」の踊りの持ち物であり、実際の演奏のためのものではない。
歌川国芳 鼓 歌川豊国 太鼓 鏑木清方 鞨鼓
喜多川歌麿 左端にパーカッションの三人 大鼓と小鼓・太鼓
歌川国貞 左端の楽器は木琴のようなものらしいのだが名称がわからなかった
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