豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

Shakespeare's Drama The Tempest 2

2016年08月19日 | 今日の美女
 元公爵の魔法使いプロスペローは、邪心の弟アンニオやナポリ王アロンゾーに追われ、幼児のミランダをつれて二人、絶海の孤島に暮らしており、すでにミランダは美しく成人している。他には、魔女に樹に閉じ込められていたのを救われた妖精アリエルや醜悪なキャリバンという下僕などである。
 ある時、沖を通る船が嵐に襲われて難破する。船には、アントニオやナポリ王とその弟、王子のファージナンドらが乗っていて、嵐はプロスペローの魔法によるものである。
    William Maw Egley                 Kinuko Y craft                            John Anster Fitzgerald
    

◎ 絵画では、海辺で沖を眺めるミランダの姿が多く描かれる。
   Frederick Goodall                       Thomas Francis Dicksee                 Thomas Francis Dicksee
    

     John William Waterhouse                           John William Waterhouse
  

◎ 人々は島にたどり着くが、王子はただ一人離れてしまい、そこで親子に助けられる。ミランダと王子は一目惚れするが、父は王子の心を試すために苦役を命ずる。
 テンペストの絵画としては、この辺りの作品も多い。
     Robert Edge Pine                                        Alexandre Bida
  

      William Hogarth                               William Hamilton
  

     Angelica Kauffman                                       Lucy Brown
  

   Francis Wheatley                    Frederick Richard Pickersgill           Henry Aneley
    

◎ この後、他の一行の出来事や彼らとプロスペローととのあれこれがあって、全てが目出度く収まり、ミランダは王子とともに文明世界に戻ることになるのだが、そのあたりを描いたものは当たらなかった。

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