◎ クレオパトラの死 その一
アントニーの死を知ったオクタヴィアスは使者を寄こして女王にふさわしい扱いをする旨を伝えるが、結局はローマ兵に捉えられてオクタヴィアスの元に連れてこられる。再度女王とし丁重な待遇をするといわれるが、それはローマ市民に戦勝の証として見せるためだとして、拒絶する。
そして、密かに手に入れた毒蛇により自決するのである。
このクレオパトラの死の場面を描いた作品は数多くある。
※ 最初のドラクロアの「クレオパトラと農夫」は再出である。以前は何の場面か判らなかったが次の絵を見つけて、これが毒蛇の入手経路ではないかと推量したのだがどうだろうか。
つまり農夫は毒蛇の容器を毛皮に隠して持ち込んで、毛皮を見せているふりで容器を手渡した場面ではなかろうか。
Eugene Delacroix Michel Corneille


Giovanni Pietro Rizzoli Guido Reni Giovanni Pedrini



Luca Giordano Andrea Solari Benedetto Gennari



Jean-Baptiste Regnault Guercino Guido Cagnacci



