アポロは牧羊神パンとも技比べをしているが、この話を描いた絵画にはもう一人の人物、ミダス王が登場する。
というよりも、ミダス王の話の中の一挿話としてアポロ対パンのコンテストが語られるのである。
ミダス王は触れるものすべてが黄金になるように願ったために云々という彼の黄金狂の人物である。
もはや女神達は省かれるかエキストラ役でしかないので本ブログの主旨から離れているのだが、成り行き上もう少しお付き合い願いたい。
アポロの竪琴とパンのシュリンクス・パンパイプの競技でミダスは山の神トモロスなどとジャツジを務めることになる。絵によって主審とか副審の違いがあるが、彼、または彼一人だけがパンを勝者としたために怒ったアポロによって 「音楽を聴き分けることもできない耳などロバの耳と同じだ」とロバの耳に変えられてしまう。その後は「王様の耳はロバの耳」という理髪師の話になるのである。
絵画は競技直後の耳を長くされたミダス王をメインに描かれており、タイトルもほとんどが「ミダス王の審判」となっている。
Domenichino Noel Halle Joseph Paelinck
Peter Paul Rubens Michel Corneille the elder
Laurits Tuxen Gaspare Diziani
Roman Schoo
Sebastiano Ricci
Pierre Mignard
Simon Floquet
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というよりも、ミダス王の話の中の一挿話としてアポロ対パンのコンテストが語られるのである。
ミダス王は触れるものすべてが黄金になるように願ったために云々という彼の黄金狂の人物である。
もはや女神達は省かれるかエキストラ役でしかないので本ブログの主旨から離れているのだが、成り行き上もう少しお付き合い願いたい。
アポロの竪琴とパンのシュリンクス・パンパイプの競技でミダスは山の神トモロスなどとジャツジを務めることになる。絵によって主審とか副審の違いがあるが、彼、または彼一人だけがパンを勝者としたために怒ったアポロによって 「音楽を聴き分けることもできない耳などロバの耳と同じだ」とロバの耳に変えられてしまう。その後は「王様の耳はロバの耳」という理髪師の話になるのである。
絵画は競技直後の耳を長くされたミダス王をメインに描かれており、タイトルもほとんどが「ミダス王の審判」となっている。
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