豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

Diane & Callisto 2

2017年08月03日 | 今日の美女
 
 昨日の続きで、ダイアナがカリストを責める絵画。

    Tiziano Vecellio                            Johann König (Kreis)
  

    Hans Rottenhammer                                 Sebastiono Ricci
  

     Andrea Schiavone


    Jan van_Haensbergen                                Hendrick Bloemaert
  

     Filippo Lauri                                                  Kaspar Jacob van Opstal
  

    Pietro Liberi                                  Lattanzio Querena 背景が異なる作品
  

※ 意味のわかりにくい作品。
  1 他のほとんどの作品は、ダイアナがカリストを指差して着衣を脱がせるような場面を描いているのに対してドッシの作品は上を指差してどういうことを言っているのだろうか。 

  2 ダイアナはカリストではなく外の方を指差して「ここから追い出せ」と命じているようである。
   人間のまま追放した筋書きもあるのでこれは理解できるが、左側の赤い服の人物は誰だろうか。
   これは他のニンフと違って肌の色などから男のようである。最初この絵を目にした時は、裸女集団に迷い込んだ既述のアクタイオンかと思ったのだが、ニンフの腕を掴んでいるのが分らない。画面右下に着衣の女が犬の世話をしているが、格下の下男下女の類かとも考えられるが。男子禁制のこの場に下男が入り込めるはずがないし、絵画の構図からしてもダイアナと対峙した重要な位置におかれているのも解せない。
   ということで、この人物は何者なのか意味が分らないままである。  
    1 Dosso Dossi                                   2 Gaetano Gandolfi
  

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コメント (2)
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