七草の爪切り女の画像を集めたらたちまち10点以上なった。しかしよく見ると水を入れた容器を置いてあるのは既出の国貞と英泉だけで、他は肌を出した薄着姿が多いので、今頃の季節とは思われない。むしろ暑いころの湯上り姿で、つまり七草とは関係ない平常の爪切り姿なのだろう。
それにしてもほとんどが似たようなポーズの女性の爪切り姿のどこに、これだけ多くの絵師や画家が魅力を感じているのだろうか。
鈴木春信二点 勝川春章
歌川国貞 歌川豊国 歌川国貞( 前回既出)
鳥居清長 渓斎英泉 鳥高斎栄昌
喜鳥居清長 喜多川常麿 ?
清長は上段とどらかが先行作品で湯上り後の爪切りと判る。右端は春画で秘ぶつ御開帳の秘ぶつ供養しながらの爪切り。
伊東深水 竹下夢二 二点
寺島紫明 橋口五葉 岩田專太郎
岩田專太郎があるなら志村立美も描いているかと探してみたところ見事的中。
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