五輪の競技や施設などを示すピクトグラムという絵文字は、今回の開会式で活人劇となって評判を呼んだが、このピクトグラムは前回1964年の東京オリンピックで初登場して以来、毎回各国で用いられるようになった。つまり韓国風にいうなら「ウリジナル」というものだが、もちろん各国は全く同じものではなく、その国を象徴するものがモチーフになっている。
この豆本には前東京大会以後のピクトグラムとエンブレムを収録してあるが、なにしろトランプカード大の豆本なので一覧表は個々の競技が見分けにくいのは仕方が無い。それで日本の五輪だけは個々の競技を拡大して一ページに二つずつ今回のパラリンピックとともに収めてある。
前回と今回のピクトグラム