美術館
「小菊」の詩画
花瓶から溢れんばかりの黄色や白などの小菊が
描かれて緑色の葉もちらほら見えます。
その小菊の花の絵の上に書かれていた詩を読みました。
よろこびが集まったよりも
悲しみが集まった方が
幸せに近いような気がする
強いものが集まったよりも
弱いものが集まった方が
真実に近いような気がする
しあわせが集まったよりも
ふしあわせが集まった方が
愛に近いような気がする
作:星野富弘
読んでいるうちに友の顔が浮かびました。
心身の傷の痛みなど見た目には感じさせない
友はいつも周囲に笑顔と元気を振りまいているようです。
詩の言葉ほどの悲しみや弱さも見せませんし
世界一のふしあわせでもないと思いますが
なぜかアスリートのように頑張り過ぎているんじゃないかと
思われる友の顔が浮かびました。
身体の一部を部品交換してサイボーグになったとしても
心までは交換できませんからね・・・
美術館は草木湖のほとりにあります。
駐車場の車のナンバーには九州などの遠くから
連休を利用して来られた方達が多かったのに驚きました。
紅葉が始まっています。
渋滞した高速を降り122号をしたすら走って日光・足尾方面の
標識に従って車を走らせました。
途中土砂崩れで交互通行の渋滞は小刻みな坂道発進の連続。
すぐ後ろに同じ車種がついたのでスムースにオートマのような
発進の連続でクラッチ踏む左足にかなりの負担を掛けました。
それが原因なのか左のヒザの裏側が傷みとシビレで
美術館の中の「3」と書かれた部屋では中央のソファに
座ってしまって作品は全く観られませんでした。
ルームナンバー 3の作品は今度来た時にと考えて休憩。
美術館を出て今度は友人のHっちゃんが住む栃木へ向かいました。
予定していた訪問ではなかったので手土産は道の駅で名物らしい
「うどん」を今日は調布から来てる弟のS君にも入手致しました。
たまたまS君の奥様が誕生日ということでプレゼントとして
お渡ししてしまいました。
峠を走らずしてイツ走る!といった感じの みどりチャンは
ここぞとばかりに普段硬目のサスペンションが頼もしく
思える走りを披露してくれました。
峠には一車線の道巾が続くところもあるし山からの湧き水で
路面の濡れている箇所も多い状態でパワフルに過ぎない
エンジンと小型軽量の車体に素直で解りやすいハンドリングは
超高速域とは無縁の楽しさでした。
ストレートでは迫って来る後続のロードスターもコーナーが
連続するとバックミラーから姿を消すのでチョッピリ優越感に
浸りつつ頑張っている前車とはコーナーでラインを変えての追走。
峠にはバイクも多いのですがロードスターも多く
足尾から栃木に抜ける途中で今度は色違いの奴が
後方に現れて何度もバイクで走った道を みどりチャン全開!
シフトダウンは常にダブルクラッチでレトロ気分に浸る。
峠のテッペンで軽くなるようにガソリン給油せずに
登っていた作戦?が功を奏し後続引き離して暗くなる前に
栃木市の平地に到着出来ました。
栃木の友人の家に着くとトータルの走行距離が
ちょうど60000キロになりました。
二年半で6500キロの走行距離。
この車種でこの距離はかなり少ない部類に入ります。
自動車保険は安くなるんでしょうか?