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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

第三者が書くことの意味

2006-03-28 | 仕事
たまに経験することですが、「私のことを書くと絶対面白いよ!」と売り込んで来る人の話が本当に面白かったことは滅多にありません。これは私のみならず、どのマスコミ関係者も声を揃えて同じことを言います。一方、「あなたの取材の手間を省いてあげる!」とばかりに、自分で自分のことを詳しく書いて送ってくれる人もごくたまーにですがあります。お心遣いはありがたいんですが、これが実はNOなんですね。
 自分のことを、他人が見て興味を持つ点がどこかを正しく理解している人はまずいません。本人が「他人はこんなことには興味ないだろう」と無視してしまった部分が、他人には一番面白かったりするんです。第三者が取材して書くことの意味はまさにここにあります。とはいえ、ある程度は自分を客観視できる訓練も必要ですが。さじ加減が実に難しいのです、ハイ。