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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

赤色が点在する水槽

2006-03-29 | 熱帯魚
今日、プラティの稚魚10匹を自立させました。って、単に「自分でエサを取って生きていけよ」とばかり親水槽に放っただけですが。チビたちは慣れない環境に放り出された心細さと、もしかしたら水槽内には自分たちを食べてしまう大きな魚がいるかもしれないので過剰に警戒しています。水草の根っこのからまった中にもぐり込んでみたり、流木のほんの小さなウロの下に身を隠したり…。先日も8匹放ち、その前にも3匹放っているので現在計21匹もいる計算になります(数字はあくまでも現在も生きていると思しき匹数)。あちこちに隠れているつもりらしいですが、赤いだけによく目立ち(金魚に色の区別は出来るのか?)、水槽のそこかしこに赤い点々があるように見えます。なかなか賑やかです(笑)。
 本人(本魚?)たちが必死なのはわかりますが、真上から水槽全体を俯瞰すると「しなくてもいい苦労をしているな」と思えます。人間社会も、造物主である神サマから見れば全く同様かもしれませんが…。世の中には、当事者には視界が狭まって見えないことが沢山沢山あるに違いない、と金魚を見ながらつくづく思わされました。