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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

゛キッズハローワーク゛本日開業?

2006-10-15 | Weblog
日頃自分の得意とする対象年齢ではないのですが、<13歳のハローワーク協力>の文字につられ、またキャリコン的興味もあって、この前から新聞広告で見て気になっていたゲームを買いました。

その名もズバリ、「おしごと発見!人生ゲーム」といい、いわゆる人生ゲームに゛仕事名を知り、自分がなりたい職業を考える゛要素を加味したものです。
9歳以上が対象年齢だそうですから、小学生中学年から中学生ぐらいまでが楽しめそうです。

ゲームは「自然と科学」「アートと表現」「スポーツと遊び」「旅と外国」「生活と社会」の5分野100種の職業の中から自分がなりたい職業を決め、2人~6人がルーレットを回しながら出た数字に従ってコマの車を進め、夢の職業実現と億万長者のゴールを目指します。

途中、アルバイトでお金を得たり、家を建てたり、借金したり、選んだ職業に従って給料をもらったり、ボーナスをもらったり…。
何ごとも知らないと興味の持ちようもありませんから、子どもに<仕事に興味を持たせる>という意味ではなかなか良く出来たゲームと思います。

しかし最後は手持ち金額の高い人が勝ちになるのは、ゲームの特性と思っても何だか釈然としません。
職業による給料高の違いの基準も曖昧で(まあ、現実を知らない方が純粋になりたい職業を選べるので良いのかもしれませんが)、???な面も。

選ばれた100職業は<13歳のハローワークの協力>を受けて選んだと思われ、樹木医、グリーンキーパー、お笑いタレントなんかがあるのは極めて現代的。
かなりカタカナが多く、昔はパティシェ、ソーシャルワーカー、ゲームプランナーなんて職業は想像もつきませんでしたから、世の中は進んだのです!

(ところどころ妙に感じたこともあります。
内科医と思えるイラストのドクターが、外科医の手術着と思われる上下に分かれたユニフォームを着ていたり、お金がドルだてだったり…。
何で円じゃないのか?)

とはいえ全体として、このゲームを応用すれば楽しく学べる子ども向けの職業案内ゲームがまだまだ沢山出来るのではないかと思いました。