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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

゛ウチの子゛の前ではみんな親バカ

2006-12-17 | 熱帯魚
7月以来ご無沙汰していたある研究会に出席しました。
それはさておき、私より遅れて入って来た隣りの席の女性が椅子の上に置いた紙袋が、何か変なのです。

小さな和菓子の進物などに使うサイズですが、フト見ると、それが揺れているではありませんか。
ユサユサユサユサ…てな具合。

大きさからしてイヌやネコではなさそうです。
戻ってきた女性に思わず「紙袋が動いてますよ。何がいるんですか?」と尋ねたら。

驚いたことに、そこには今年生まれた小さなシマリス?が1匹入っていたのです。
小さな首輪をつけられて。
何でも人間の飼育下では下手に冬眠させて体力を消耗させるよりも、暖かくして冬も普通に暮らさせる方がいいらしい。

ただ冬眠シーズンになると成獣?は凶暴になるらしく、素手で掴むと齧られるため専用の皮手袋が手離せないと言います。
ところが今年生まれたこの子も何故か凶暴になってしまったらしく、冬眠シーズンだからか、あるいは発情したからかよくわからないとのこと。

よく見ると、確かに彼女の右手には赤い小さな引っかき傷が無数にあり、お世辞にも女性らしいきれいな手とは言えませんでしたが、彼女は「鳴かないので、いつ、どこへ行くのもこの子と一緒なんです」と荷物でいっぱいになりながらも幸せそうでした。

フーン、そういうペットもありでしたか。
手足がない上、声も出さず、人間とは違う科に属するわが家の金魚たちは可愛さという点では確かに哺乳類に大きく水をあけられています。

が、水の中にユラユラ漂って本能のままに生きている輩をみるのは、それはそれで結構楽しめます。
なつくと可愛いのはどんなペットでも同じでしょう。

画像は久しぶりに撮った本日の金魚たち。
水草の上に花が咲いたように見える赤い点々は10月30日生まれの稚魚たち。
プラケの中に点々と赤く見えるのは12月2日生まれの60匹ほど。
さらに妊魚が7匹ほどいます。

季節なんか一切関知しない彼らは日本の真冬もひたすら増え続けるのです。