本日1カ月ぶりにキャリコン講座が再開され、男女3人ずつのグループで「私のやりがい、働きがい」と題して、一人ずつ自分の仕事(歴)を開示するセッションを行いました。
私の仕事歴を話したところ、60代男性の一人が、「参加女性の自立志向が強いのはわかるが、個人的には女性は子育てをして家を守っているのが好きだ」と発言、同年代の2人の男性も同意しました。
本来、相手をまず受け入れる゛傾聴゛の練習場面でこのコメントがよくないのは言うまでもありませんが、お陰で「生き方:男VS女」みたいな構図に。
今の社会で男性と女性の置かれた立場を如実に物語っていると思えますが、参加者男性のほとんどは会社員経験の長い50代後半が中心、対する女性は(個人で)講師をしている人が多く、30代が中心です。
年齢と職業が違えば価値観も全く異なるのが当たり前でしょう。
私はこの手の男性には山ほど遭遇しているので今さら何を言われても平気ですが(彼らの奥さんが、決してこのタイプの夫に満足しているわけではないのをよく知っているので)、これはキャリコンをする際に、その人に出来る仕事分野を決めてしまう本質的事項と思えます。
会社員として企業に順応するのが難しかった私が、「はたして自分は企業で社員のためのキャリコンをすることが可能か?」と悩んでいるように、「働く女は嫌い」と思っている男性が働く女性をクライアントにするのは土台不可能なのでは?
人は何人たりとも、自分自身の価値観から逃れることは出来ません。
人を元気にすることが難しい古典的な人生観を持った人は、他人を応援しなくてはならない職業を選ぶべきではないと思います。
敢えて仕事に就くなら、少なくとも「キャリコン・男性専科」ぐらいの看板を出しておくべきでしょう(^^;)。
実はキャリコンの授業で使うワークシートや事例もまだまだ男性会社員を想定したものが多く、人生に紆余曲折の多い女性には使いにくいところも多いのが実情なのです。
色々考えさせられた貴重な実習でした。
私の仕事歴を話したところ、60代男性の一人が、「参加女性の自立志向が強いのはわかるが、個人的には女性は子育てをして家を守っているのが好きだ」と発言、同年代の2人の男性も同意しました。
本来、相手をまず受け入れる゛傾聴゛の練習場面でこのコメントがよくないのは言うまでもありませんが、お陰で「生き方:男VS女」みたいな構図に。
今の社会で男性と女性の置かれた立場を如実に物語っていると思えますが、参加者男性のほとんどは会社員経験の長い50代後半が中心、対する女性は(個人で)講師をしている人が多く、30代が中心です。
年齢と職業が違えば価値観も全く異なるのが当たり前でしょう。
私はこの手の男性には山ほど遭遇しているので今さら何を言われても平気ですが(彼らの奥さんが、決してこのタイプの夫に満足しているわけではないのをよく知っているので)、これはキャリコンをする際に、その人に出来る仕事分野を決めてしまう本質的事項と思えます。
会社員として企業に順応するのが難しかった私が、「はたして自分は企業で社員のためのキャリコンをすることが可能か?」と悩んでいるように、「働く女は嫌い」と思っている男性が働く女性をクライアントにするのは土台不可能なのでは?
人は何人たりとも、自分自身の価値観から逃れることは出来ません。
人を元気にすることが難しい古典的な人生観を持った人は、他人を応援しなくてはならない職業を選ぶべきではないと思います。
敢えて仕事に就くなら、少なくとも「キャリコン・男性専科」ぐらいの看板を出しておくべきでしょう(^^;)。
実はキャリコンの授業で使うワークシートや事例もまだまだ男性会社員を想定したものが多く、人生に紆余曲折の多い女性には使いにくいところも多いのが実情なのです。
色々考えさせられた貴重な実習でした。