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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

オトシンクルス四態(1)

2006-10-18 | 熱帯魚
苔取り用に飼われることの多い地味なサカナ・オトシン。
あまりにも地味なので、せめてハニーと可愛く呼んでやることにしました(^^)。

体長5センチほどの、我が家のハニーちゃんの食い意地はトップクラス。
俗にコリタブと呼ばれる乾燥煎餅が大好物で、本来他のサカナ用のエサなのに、これをやると必ずオトシンがやってきます。

そして゛腹マチ゛のたっぷり入った体を活かし、エサの上に座り込んで食べるのです。
これをされると他のサカナはどうしようもない…。
本来の苔取り任務を放棄して高栄養のエサばっかり食べ続けた結果は、体にしっかり現れています。

そう、超デブなんです!
なので、水底にいるときは出腹のポイントで体を支えています。

定年もよう

2006-10-17 | シニア情報
本日、やっと2回目の「飛び出せ!定年」を観るのに成功。
先週の火曜日もあったのですが、うっかり観忘れてしまったのでした。
夫の定年を軸に、夫婦の生き方をいろいろ紹介するNHKの30分番組です。

来年からの団塊定年を控えて、最近はマスコミやら企業やらが゛定年゛に大注目しています。

13年前に出た本に、東京都老人総合研究所社会学部門編の『現代定年模様―15年間の追跡調査』というのがあります。
同研究所が同じ人を定年を挟んで15年後に再び追跡調査した画期的な内容になっていて、これから定年を迎えようという人には非常に示唆に富んだ本と思います。

進路に悩む大学院生たち

2006-10-16 | 勉強
実に2年ぶりぐらいで大学へ行きました。
何を隠そう、私メ、実は現役の女子大生もやっているのですが、一昨年、昨年と仕事の追込みやら引越しやらにぶつかって修士論文を書くのをサボってしまったため、今年が崖っぷち。
内容レベルはともかく、何か書いて出さないと絶対まずい状況になったので、教授に泣きついてアドバイスをもらおうと殊勝な?心がけで出かけたのでした。

面談中、偶然大学別科で学ぶ中国人留学生が(留学生課かどこかで紹介を受け)教授のところへ進路相談にやってきました。
目指す職業はビジネス翻訳か通訳。
現在、彼女は日本語と英語が出来、日本語は検定試験1級で400点満点中330~340点をキープする実力らしい。
控えめで大人しそうですが、大変優秀な学生さんのようです。

相談の内容は数日後に大学院受験の申込み締切りを控え、「私は経済の院を希望しているが、どうだろうか?」というものでした。
私にはなりたい職業がはっきり決まっていて、それが大学やらで教師をするというような内容でない限り、院に行って゛研究゛しているよりも専門学校で実践力を鍛えるか、院に行くにしても語学系の方がいいのではないかと思えました。
また年齢が20代と若いので企業に就職して実力をつけ、アフターファイブにどこかへ通ってさらにブラッシュアップする道を選ぶのも無理がなさそうです。
(彼女が大阪在住の学生さんなら紹介してあげたいヒントになりそうな人や機関は色々あるのに残念です)

大学教授には珍しく一般社会の事情に精通しているI先生も私と同様のことを思われたらしく、大学院の経営学研究科や経済学研究科について説明したあと(←これは私には出来ません)、上記のようなことをひと通り話し、彼女にさらにキャリア相談室(という名称だったか?要するに昔の就職課)を紹介されたのでした。

最終的に決めるのは本人なので、押しつけがましい口調にならないよう細心の注意を払いながら少しだけ話に加わった私。
これはまさしくキャリア相談の場面です。

その後の教授との話で、以前から私が感じていた通り、大学院に進学する20代後半から30代前半の女性は皆自分の進路に悩み、何か突破口の開けることを期待して院に進学するケースが非常に多いことがわかりました。
仕事と自分の将来に一番悩みの生じる年頃ですから、大枚をはたいて院に行くことで現状を突き抜けたい、あるいは少しでも就職に有利になりたい、というのが動機なのです。

結婚に悩む年頃でもあります。
研究活動を含む仕事において、実は女性にはやはり男性に比べてハンディがあります。
夫や子どもが、女性が仕事に一番打ち込める時期を真っ向から邪魔するのです。
実際、私の知っている3人の院生が在学中または卒業直後に結婚・出産し、傍目にはキャリアを中断してしまっているように見えます。

結婚、特に出産はこの年齢の女性にとって本能のようなところがあり、だから悪いとは言い切れませんが、少なくとも女性のキャリアは男性のようにまっすぐな線では築きにくいのです。
男性にはわかりにくい女性特有の世界です。

子育て支援まではせずとも、こういう悩みを持つ女性が気軽に相談できるセンターのようなものがあれば、(自分の将来像をある程度イメージ出来た)彼女たちは安心して研究や仕事を続けることが出来、たとえいったん辞めることになっても(その間に何を準備しておけば良いかがわかるから)心安らかに主婦の日々を送ることが出来るでしょう。

ひいてはそれが、このところ政府の一番の悩みになっている少子化対策にもなるのではないかと思ったことでした。

゛キッズハローワーク゛本日開業?

2006-10-15 | Weblog
日頃自分の得意とする対象年齢ではないのですが、<13歳のハローワーク協力>の文字につられ、またキャリコン的興味もあって、この前から新聞広告で見て気になっていたゲームを買いました。

その名もズバリ、「おしごと発見!人生ゲーム」といい、いわゆる人生ゲームに゛仕事名を知り、自分がなりたい職業を考える゛要素を加味したものです。
9歳以上が対象年齢だそうですから、小学生中学年から中学生ぐらいまでが楽しめそうです。

ゲームは「自然と科学」「アートと表現」「スポーツと遊び」「旅と外国」「生活と社会」の5分野100種の職業の中から自分がなりたい職業を決め、2人~6人がルーレットを回しながら出た数字に従ってコマの車を進め、夢の職業実現と億万長者のゴールを目指します。

途中、アルバイトでお金を得たり、家を建てたり、借金したり、選んだ職業に従って給料をもらったり、ボーナスをもらったり…。
何ごとも知らないと興味の持ちようもありませんから、子どもに<仕事に興味を持たせる>という意味ではなかなか良く出来たゲームと思います。

しかし最後は手持ち金額の高い人が勝ちになるのは、ゲームの特性と思っても何だか釈然としません。
職業による給料高の違いの基準も曖昧で(まあ、現実を知らない方が純粋になりたい職業を選べるので良いのかもしれませんが)、???な面も。

選ばれた100職業は<13歳のハローワークの協力>を受けて選んだと思われ、樹木医、グリーンキーパー、お笑いタレントなんかがあるのは極めて現代的。
かなりカタカナが多く、昔はパティシェ、ソーシャルワーカー、ゲームプランナーなんて職業は想像もつきませんでしたから、世の中は進んだのです!

(ところどころ妙に感じたこともあります。
内科医と思えるイラストのドクターが、外科医の手術着と思われる上下に分かれたユニフォームを着ていたり、お金がドルだてだったり…。
何で円じゃないのか?)

とはいえ全体として、このゲームを応用すれば楽しく学べる子ども向けの職業案内ゲームがまだまだ沢山出来るのではないかと思いました。

獰猛な稚魚たち

2006-10-10 | 熱帯魚
先週生まれたプラティの稚魚が全員無事に゛生後1週間゛迎え、「だいぶ大きくなったな」と喜んでいたら、急に今日になって死者続出!です。
現時点で既に6匹。
さらに明朝には骸になっていそうなのが既に5匹ほどもいます。

今まで沢山のプラティの稚魚を育ててきましたが、こんなことは初めてです。
最初、水質が悪いのか(昨日4分の1ほど換え、スポンジの掃除もしたばかりなのに)と焦ったのですが、稚魚のいるプラケを見ていて妙なことに気づきました。

水面に浮き上がる力のある仔は良し。
そうでない仔はプラケの底に大も小も入り乱れてたまり、お互い飛び上がりながらつつき合いをしています。
(エサは毎日1回上等のブラインシュリンプをちゃんと与えています、念のため)

大きいサイズが勝つとは限らず、運動能力に乏しく底にじーっといる仔はたちまち他の稚魚たちの攻撃の的になります。
たかが4,5ミリサイズの稚魚の(歯のない)口で攻撃されても痛くも痒くもなさそうですが、同サイズの稚魚にとっては到底そんなレベルではないようです。

ちょっとつつかれるとかなりダメージが大きいよう。
つつかれて少し浮きあがったあと、やがて底に横たわる仔を見ました。
ここまでいくと、「死」まであとわずか。

赤プラティはそんなことはなかったのに、今度のオレンジ色プラティは、稚魚が活発になってくる1週間目ぐらいから皆で弱い仔いじめをして死なせてしまうようです。
何ゆえ?

生存のための「選ばれたものしか生き残れない」強烈なサバイバル・ゲームなのでしょうか?
真相は藪の中ですが、一見可愛らしく見えた魚の、獰猛な゛野生゛をかいま見た思いがしました。
(しかしこのペースでいくと30匹が全滅してしまう可能性だってありそうです)

客の立場で見ればよくわかる

2006-10-08 | Weblog
先日、偶然あるカウンセラーの方のHPを見つけました。
キャリコンと゛親戚゛と言えなくもない業種なので、「一体どんな風にアピールして集客(仕事)したはるんかな?」と興味深く覗かせてもらったのですが…。

自己紹介を読んでわかったのですが、HPを開設して(商売を始めて)まだ湯気が出ていそうなお方でした。
ブログで謙虚に現状を書いておられるのは好感が持てるのですが…。

女性特有というのか、よく言えば上品、正直に言うと「私はこれで仕事しまっせ!何かお困りごとがあったらとにかく私んとこへ相談に来てね!誠心誠意答えてあなたの問題を解決しまっせ!!」というパワーが、全く感じられません(文中、大阪弁なのは私の趣味にて悪しからず)。

これではどんな答を言ってもらえるのか、怖くて(怪しくて)相談するどころじゃないと思います。
ネーミングのまずさに始まり、謙虚過ぎて自信(=人に与える安心感)が足りない、プライベートネタをセキララに出しすぎ(私も反省)、と突っ込みどころ満載でした。

以前見た、コーチをしている男性のHPは、それはそれはパワフルというか、彼の言いたいことがきっちり伝わってきて、「そうか。こういう物の考え方をする人なら、こっちが煮詰まったときに相談したら、全く新しい視点から答をくれそうだ!」と期待させる内容になっていました。

何ごとも他山の石。
ソフトを売り物にする人間は、自分の出し方をよくよく考えねばなりません。

チビたち

2006-10-05 | 熱帯魚
生まれた稚魚は全部で30匹ほど。
親が前いた赤いプラティより小型ですから、当然産む子どもの数も少ないのです。

腹がくっついた゛ベトちゃんドクちゃん゛状態で怪しげな泳ぎ方をしている仔もいたので、これはダメだろうと思っていたら……。
泳ぎ回っているうちに外れたようです(魚の世界は何が起きるかわかりません)。
全員ちゃんと一匹ずつになっていて、安心を通りこして脅威の世界です!!

丸1日絶食させたあと、今日耳かきの先ほどブラインを与えてみました。
まだ興味のない仔がほとんどですが、中には早くも゛がっつき゛の兆候を示すのも。

プラケの周りにはいつも水槽の小魚たちが集まります。
一見、『魚が(さらに)水槽にいる魚を見る図』に似たほほえましいものがありますが、実は゛見学者゛たちは稚魚を食べたくて仕方がないのです。

体長わずか5ミリ足らず。
ヨチヨチと泳ぐ小さな生き物を見ると、むしょうに食べたくなるのは魚たちの本能?
しばらく見張る必要がありそうです(^^;)。

定年後、゛一国一城の主゛をめざす人たち

2006-10-03 | シニア情報
来年からの団塊定年を見据え、マスコミの話題は定年後どうするか?に集中しているように感じます。

新たに始まった「飛び出せ!定年」という番組の1回目で紹介していたのは、60歳で卒サラ後、家具職人を目指している人と、早期退職して夫婦で始めた蕎麦屋が結構繁盛している人でした。

途中、情報として゛60歳起業゛を支援しているシダックスの志田勤社長による、定年起業の要諦3カ条が紹介されていました。

曰く、
1.借金はしない
2.妻の支援(が不可欠)
3.目的を決める(儲けたいのか、最低限の儲けでいいのか、趣味的にやるのか)
だそうです。

また番組では、「各地の職業訓練校と各都道府県の商工会議所が起業に関する情報をもっており、ところによっては起業塾をやっているので参考にするように」とも紹介していました。

こんな生きた情報をもっともっと沢山持っているのがPAP。
どんな情報加工が可能かしらん?と思いつつ、マーケティングのために見たのでした。

祝・出産!

2006-10-02 | 熱帯魚
私のことじゃありません(当たり前か…)。
熱帯魚のプラティ(オレンジのグラデーション・カラーで、8月末にうちへ来たばかり)が出産しました。

9月半ばから「いつ産むんだろう?」と、日々成長するお腹を見ながら気にしていたのですが、一向にその気配なし。

しかし、今日改めて後ろから腹および尻周りを見ると、まん丸どころかいびつな丸になりつつあり、体表の粘膜でも食べようと狙っているのか、オス3匹がピッタリくっついて追いかけまわしている不憫?さに同情、メスを隔離しました。

(このプラティは体色が淡い色なので、実はだいぶ前から尻周辺には稚魚らしき影がびっしりと透けて映っていたのです)

やや経って隔離したプラケを覗いたら、いきなり稚魚が3匹いました!
早い、そして効率の良いこと、この上なしです。

明るいとメスが落ち着かないようなので水槽の電灯を消して風呂敷をかけ、さらに部屋も消灯してちょっと外出しました。
そして帰宅したらば案の定、稚魚が増えていました。

そのうち「また産むのか!」「もう遠慮してくれよ!」と言うようになるのかもしれませんが、何ごとも初めてというのは嬉しいものです。
初めて飼う色合いのサカナの初めての出産に、赤飯でも炊きたい気分です、ホンマ(笑)。
これも一種の゛親バカ゛でしょうか?

画像は臨月のプラティ(中央)で、右下にいるのがオス。サイズが全然違います。

勉強会発足

2006-10-01 | 勉強
実技試験を10月末に控え、昨日キャリコンの受講生有志による実技対策の勉強会が開かれました。
私も含めて皆ちょっとでも傾聴に慣れておこうと殊勝な気を起こしたらしく、勉強会には世話役も驚く(24人中)15人ほどもが参加。

3人一組になり、各自持ち回りでクライアント、コンサルタント、観察者役をこなしました。

骨子だけ決まっているクライアントの設定に、各自詳しい状況を自分で肉付し、役になりすまして相談します。
ダラダラボソボソしゃべろうと、ガンガンしゃべろうと、脱線しようとクライアントのやり方は自由自在。
一方のコンサルタント役は話の趣旨をつかみ、適切な相槌、繰り返し、要約等を挟まねばなりません。
もちろん、傾聴時の姿勢も問われます。

これをやると人はどうしても日頃の習慣が出てしまうもので、中高年男性にとっては椅子にふんぞり返って坐ってしまうのと、すぐ指示命令してしまいがちなのがネックとか。

私の場合は長年のライター稼業のせいで、次々に自分の聞きたいことのみを客観的な事実を中心に質問しまくる、という悪癖があります。
注意して相手を質問攻めにしないよう、すぐにコメントを発して相手をリードしてしまいそうになるのを抑えたつもりですが、それでも゛間(ま)゛が怖くてついつい勇み足してしまったりとさんざん。
こういう練習はしんどいですが、いくらしてもしすぎることはなさそうです。

夜は久しぶりの懇親会で盛り上がり、こうして9月は終わったのでした。