真実はどこに。
100兆ベクレル?録画URL→http://www.ustream.tv/recorded/14168194
息子が自転車を借りて、エマウスで友だちになったひとたちと出かけたときの写真をみて、あ~いいなぁと思わずうらやましくなってしまいました。
こんな道を自転車で走れたら気持ち良いでしょうね。
日本から参加した女性光の柱がきれいですね
ひまわりに囲まれて
うさぎがいるのがわかるでしょうか?
いつも食事を作ってくれる女性と日本からの参加者
素敵な夕陽、いい写真です(おふたり絵になってますね)
すっかり原発のニュースが少なくなり、直接関係がなければ、気にしない限りサッと通り過ぎていくような感じになりました。
“だからこそ”なんですが、とても気になってしまいます。
そもそも日本に原発が造られた経緯がどんなものかということが気になっていましたが、そうだったんだと思ったのがこの記事。→ <特集ワイド> 「国策民営」日本の原子力、戦後史のツケ
過去の政権が推し進めてきた原子力事業。原子力委員長はなんでも10年ほど前までは科学技術庁長官が兼務していたということですから、歴代の長官をみれば…。
リスクを知っていて知らせなかったのか、それとも最初からリスクなんてものもないということで対策をとってこなかったのか。
今、原発退避圏内から避難されている方々の一時帰宅の話がありますが、正直原発事故が起これば着の身着のままで逃げなくてはならないほど危険だということを事故前からリスク情報を提供していたのでしょうか?
こんなニュースもありました→「政府発表を鵜呑みにせず自分の身は自分で守れ」チェルノブイリ事故処理班の生存者が語る凄惨な過去と放射能汚染への正しい危機感
チェルノブイリ事故がどうだったのか、事故の規模ではなくどのような状態に陥る可能性があるのかということをきちんと理解し教訓として普段から対策をとっていたは思えず本当に残念でたまりません。
そして、母乳から放射性物質が検出されたというのも、非常に問題です(量に関係なく)
以前どのテレビ局でも専門家の方が食べ物も水も放射能の心配はないと盛んにコメントしていたときがありましたが、検出されるということもひっくるめてわかってそうコメントしていたんでしょうか、本当に疑問です。
やはりわたしたちが普段から自分自身で身を守るためのことを考える必要があるとつくづく思いました。
さらに、昨日は総理が避難所を訪れ、できれば東電の示した行程表を前倒しで実現したいということを話したようですが、もし現場で働いている作業員のひとたちの生の声を聞いていたら、簡単にそんなことをいえるのだろうかと思えてしまうのです。
命の危険と隣り合わせで働かなくてはならない作業員の方々。
いったいどんなもんでしょうね。こんな危険な思いまでして働かなくてはならない原発って…。
そういえば、先日民主の原口さんが話してみえましたが、以前自民の河野さんと原発に対して問題提議したとき、圧力がかなりかかったということを言われていました。原発に異を唱えるなんて御法度だったんでしょうか?
反原発を訴える人間は危険分子とも捉えられていたのかも。。。
今でもその色合いが強いのかどうかわかりませんが、少なくとも原発安全教育の刷り込みはもうやめてほしいものです。
ところで、腹立たしいニュースがある一方で明るいニュースも。
皮肉なことですが、切羽詰まるとさまざまなことを真剣に考えるものですね。
民主党の復興ビジョン会議で孫社長が新エネルギー分野での財団を設立するという発表をしたことは、ある意味明るい未来がちょっとみえてきたという気がします。