母の病気がわかってから12年目であり、胃ろうを造設してすでに丸っと6年と半年、7年目となっています。
ずっと在宅介護なんですが、昨年の今頃は母が入院していて、為す術なしということで看取り在宅介護という覚悟で退院をしてきました。
ですが、それから昨夏に一週間あたり再入院したあとは外出できるほどの元気を取り戻すことができました。
退院してきたときに車椅子からベッドに移動させたときの母の軽さにはびっくりするものでしたが、今は抱きかかえてもずっしりと重く顔の色つやもわたしよりいいのではと思えるほどです
さて、4月に入り娘の仕事先が変わったということもあり、ちょっとした変化がありました。
朝の時間帯、母の介護に朝食の用意、弁当づくりに週二日はゴミ出し等々かなりバタバタ。もう少しリズムを作るまで時間が必要ですが、そのうち体が慣れてくるでしょう、たぶん。。。
あと、今までお出かけ時に娘が一緒に行ってくれていたおかげで軽自動車への母の移乗や車椅子の乗せ降ろしなど手伝ってもらっていたので助かってましたが、今は自分ひとりですべてやらなくてはならず、これが思ったより大変!今朝もなんか腕が痛いぞっと思ったら、あ~そうだった昨日出かけたな、と。とにかく体力・筋力勝負なんです
もし金銭的に余裕があればスズキの福祉車両が欲しいほかの軽自動車の福祉車両にはない、リヤシートが分割できてさらに車椅子を載せて4人乗車可能なんですよね。あとなんといっても、車椅子の横にひとが付き添えるのが魅力です。
基本的に介護を受けるひと、介護するひと、双方にとって負担の少ないようにしたいのですが、今は母をベッドから車椅子に乗せ換え、また車に乗るときに車椅子から座席に移乗して、車椅子は折り畳んで後ろに積みます。そして、車から降りるときには今度逆の動作になるわけです。
要するに車で外出すると、母は行って帰ってくるまで6回の移乗をしなくてはなりません。わたしも6回の移乗+車椅子を折り畳んで載せたり降ろしたりということが4回。
でも、これが福祉車両(スロープタイプ)になると、母は2回の移乗だけで済み、わたしも2回で済むわけです。(スロープの操作はありますが…)
とはいえ、現実的には無理なので10年越しの軽自動車を乗り続け、123456kmを目指します