西山公園から鞍ヶ池までおよそ40分。
以前使っていたサイクルメーターの調子が悪くなり外してしまったので正確なところはわかりませんが、大体時速15km前後のものすごくまったりとした走りをしてます。
今回の目的は、鞍ヶ池といってもトヨタ鞍ヶ池記念館の中にある鞍ヶ池アートサロン。
6月12日(日)まで開催中という『ヨーロッパ近代絵画のあゆみ』を見ておきたかったので。
信号を過ぎると右手に鞍ヶ池が見えてくるのですが、そこではたくさん白鳥(スワン)ボートが泳いで?いました。
家族連れなど多くの方が楽しんでいる様子で、公園の方の駐車場は満車状態でした。
そんな鞍ヶ池の道路を挟んだところにトヨタ鞍ヶ池記念館の入口があり、そこを上っていきます。
奥にかすかにみえる建物が記念館
わたしが行ったとき、記念館に訪れるようなひとはあまりいなかったようでしたが、そんな場所であっても警備員さんがいて、気持ちのよいあいさつをしてくれました。
記念館は入場無料。もちろんアートサロンも無料
早速中に入って絵の鑑賞です。
全部で24の絵画が展示してあり、豊田市美術館の「デトロイト美術館展」の連動企画となっています。
豊田市美術館の方はかなりの混雑でゆっくりとみることができないのですが、こちらはわたし以外におふたりみえたくらいだったので、かなりじっくりと絵をみることができました。今でも印象的に残っている絵はアドフル=ジョゼフ=トマ・モンティセリの王女の宴。とはいえ、絵について詳しいわけではないのですけどねあと、ゴッホが亡くなる年に描いたガシェ博士の肖像(鉛筆)があったのですが、絵はもちろんすごいのですが、描かれた紙の枠に封緘印のようにして朱色のネコっぽくみえるマークが描かれている(印鑑?)のが気になって気になって。もう一度足を運んで見てみたいものです。
さて、絵をみたあとは、記念館の方でトヨタの歴史を少しみてきましたが、創業者のエピソードの数々を読んでいたら、やはりすごいなと思いました。もし同じ時代を生きていたら、自分自身はどうだったんだろう?と少し考えてしまいました。なんだかうじうじとしていそうです
でも、日本の将来を変えるような強い想いや夢をもってものづくりをする仲間たちと出会って、ともに歩んでいけたら苦難もあるでしょうけど人生充実していそうですよね。
ということで、豊田喜一郎さんの移築された別荘を拝見(別荘の説明は記念館内にありました)。記念館横の道を上がっていくとあります。
サンルームの中には花がいっぱい
どうしてもサンルームが気になる…屋根の上にすだれの付け方が面白い
建物の中をみることはできないので外見だけですが、細部にこだわっていて素敵なつくりになっていました。
さぁ、次は…ちょっと寄り道です。