お出かけといいましても、「健康診断のための通院」ですけど
父は終戦直後から長らく 東京湾フェリーも建造・修理したことのある造船所で仕事をしておりまして、いた部署が「石綿(アスベスト)」を扱っていたため国による健康診断を定期的に受けています。
石綿肺特有の「胸膜肥厚」(きょうまくひこう)という、肺の内部の異形所見はありますけど、今回も心配な異常の発生は見られませんでした
昔からコーヒーが大好きなので、家で淹れたちゃんとしたコーヒーをポットに入れて持っていきました。
そして、ふだん施設ではプラスチック製のコップで飲んでいるだろうから、ちゃんとしたコーヒーカップも割れないように持参して、自宅で暮らしていた時のように飲んでもらおうと思いました。
父の一言 「これ、コーヒー? 薄いじゃん、味が悪いなぁ( ´-ω-)」
珍しく親孝行しようとするから、うまくいかない
周りで診察待ちをしていた石綿肺のご同胞の皆さん 「アッハッハッハ( ´∀`) おもしろいねぇ」
温かく見守られてありがたい、大正15年生まれ
お仕事で健康被害に遭われた皆さま、どうぞお大事にお過ごしください。