三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

出張帰りの ~酒場にて 

2015年03月18日 | 酒場 探訪記


ここから先は狭い穴倉のような通路に、映画のセットのような建物がギッシリ
昭和の香りが未だ色濃いアンダーグランド的な世界が誘惑してくる

昼間は頭上からの日差しに、ただ狭いのが目立つ路地なのだが

夜の帳はそこを別世界に変えてくれる
ここを訪れるなら、やはり夜がいい


出張帰りのバス待ち時間に
目指したのは、メジャーではないツマミで酒が飲みたいと
下調べで気になった「鰻串焼き」の店を目指した


「鰻」と聞くだけで、贅沢に~ と言われそうですが
カウンター席のみの、ここは「カブト」
 鰻 串焼きの 飲み屋です
(画像は飲み終わってからの撮影で、訪問時はほぼ満席)


満席かと思いましたが、優しい「酒飲みさん」達は
何とか譲って一席空けてくれ、落着くことができました

「焼酎お湯割り」を、「お湯割りはないよ! 金宮のストレートのみ」
アララ・・・ これで自分は初めての訪問だとバレタ (笑

仕方ない「焼酎で」、「ストレートですがいいですか?」と再度念をおされ うなずく

で、しっかり溢して注がれたコップは金宮焼酎ストレート 25°

漬物は「お通し?」かな


一口含むと、ガツン!とくる焼酎(嘘だと思ったらやってみて、癖になるかもよ)
 三重県にある宮崎本店がつくる 甲類焼酎 の金宮(キンミヤ)
 ホッピーに一番相性の良い焼酎だとか

お湯割り等と違い、焼酎本来の味がストレートに主張する


注文はココ定番の「一通り」をお願いして~

 先ず「えり」2本が登場です


小骨があると聞いてはいたが~
やはり、確かに、気になる人は気になる

自分は魚系の小骨は気にせず歯で砕いてしまうが
少し身に赤い部分がある方が気になった、焼きがレア?


次は ヒレ が2本焼かれて出てくる、手前は少し遅れて置かれた きも焼き1本

このあたりから焼きのペースが速く、飲むのが間に合わんよ(笑

隣の これから本厚木に帰るという あんちゃん が盛んに話しかけてくれる
常連そうな彼のおかげで、カウンター内のニイチャンとも話がはずむ

 「厚木かぁ~、艦載機よ早く戻って来てくれ!」

 「焼酎おかわり!」



手前は蒲焼、こんな小さな蒲焼は初めて
上手く串に刺すものだと感心してしまった

その向こうがレバー、一番向こうはヒレの残り串だよ
レバーとキモはどこが違うの? と
昔の記事でも書いたが、キモはレバー以外の内蔵部だって



焼き場の背に貼られた「金宮印」、年季の入った印だ

金宮は3杯目に突入、串はヒレを追加

隣のあんちゃんから、「それで打ち止めだよ、ここは3杯ルールね」


ここ界隈には、色んなルールが店ごとにあるとか
それを確かめながら飲み歩くのもいいかな



焼き場上の電球だってこのとおり
油と煤と埃が交じり合った、歴史ある筋金入りオブジェだ



3杯目の金宮も残りわずかになり、これでお開き

金宮 25°のストレートは結構キツイので、これはありがたいルールかも



 ん~っ、なんともいえない良い風景だね!

 ここは酒飲みのテーマパークかもよ(爆

  次はどこへ、入ろうかな~
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秋田屋 で バッタを見た!???

2015年02月15日 | 酒場 探訪記
夕方の浜松町駅
酒場へ向かう足取りは軽い(笑

向かった先は「秋田屋」

秋に訪問した時には、吹きっさらしのお店でしたが
寒さの厳しくなった今は、ご覧のように風よけで囲まれてました


ところで上の画像、左側では
取材中なのか、TVカメラと派手なバックを下げた人物が

誰かと思ったら~
普段もココに立ち寄ることがあるというフォーク歌手(死語かな・・・)
「葛飾にバッタを見た」や「悲惨な戦い」で有名?な 「な○らけんいち」さん

 初めて近くで見たが~、顔デカッ!(爆


撮影リハ中の彼を横目に店内へ
この日は思ったよりも空席があり、前回と同じ場所に陣取ることができた

先ずは定番の、ハイサワーと煮込みを


前回のリポートで「煮込みとうふ」かもと書いたが、普通に「煮込み」だったことを確認
「煮込み」にも豆腐が入ってしまうんだ! それに「煮込みとうふ」は皿が違う・・・




 収録中の「な○らさん」を見つけて店内に入ってくる客も何人か

 私の隣にも、女性客が慌てて座ってきた


サワーが終われば、日本酒に
つまみの追加は前回食べられなかった「たたき」を注文、

日本酒は秋田の「高清水」、小徳利だが決して小さくはない(笑
小さ目なグラスは別にでてきて、ご自分でどうぞスタイル

グラスにナミナミ、こぼして~「おっとと・・・」はなかった


秋田屋で有名な「たたき」はお一人様1本限りの人気メニュー

軟骨のこころよい食感はクセになる



これも前回食べられなかった、「カシラ」

脂身がキツイかな? と思ったが案外あっさりした味でした


 都会の酒場なんて、お隣との会話もなく黙々と飲む~ なんて思ってましたが
 今回は「な○らさん」のおかげで、お隣さんや厨房のマスターとも会話が弾んで楽しいひと時
 そんな後ろを「な○らさん」 ら撮影隊は2階へ移動して消えた
 マスター曰く「ケーブルTV」の取材だとか




外の立ち飲みカウンターでは、相変わらずの風景
寒風なんぞモノともせずのサラリーマンだね
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遠征ついでに噂のココを覗く

2015年02月09日 | 酒場 探訪記
厚木基地に通い始めてからだいぶ経つが

お泊り遠征でも、夜のお供は魚系の居酒屋狙い
もっとも自分は肉より魚の方が好きなんだが

厚木基地(大和市)もどちらかというと海に近いしね
信州人は、美味い魚が食べられると思ってしまう(笑


 なんとなく噂は聞いていたのですが~
いつもの宿泊先からほど近い所に、この店があること知らなかったです


開店前から行列必至の店

平日の開店時間15分前に到着すると、すでに5名ほど並んでいた
グループでの来店は全員が揃っていないと入店拒否だそう
まぁ私は分が悪いおひとり様ですが・・・


開店直後、おひとり様はテーブル端に案内され


使い込まれた七輪の上の網は新品なのかな? 綺麗な網だ
炭の熱で顔まで熱くて、コリャ焼酎お湯割りは無理だわ(笑

排煙装置はホルモン屋の定番みたいで、田舎の店でも同じだね


ここは大盛りで有名な店
肉はだいたい三人前位の量で一人前

肉は持ち帰りができることを確認してから
ハラミ、ホルモン、カルビを注文



1人前のハラミです


1人前のホルモンです 値段は確か~
  ハラミで750円かな、ホルモン650円だったかな・・・ 違ってたらゴメン

サラダとご飯はエベレスト並みの山盛りで、「漫画みたい!」と言われるココ
ありがたいことにサラダはハーフがあった(汗


酒を飲むとき、基本ご飯食べない私
このキャベツサラダのみで腹を満たすことに
 でも和風ドレッシングも美味いや!


どうでもいいことだが、ここの従業員のオネェチャン達
若くて綺麗! で、焼肉屋にはもったいないくらいだ(爆



 焼けやけ、食え食え!


 焼酎もう1っ杯! とは言ってもおひとり様ですから(笑

ホルモンは田舎で食べるものとは違い
いわゆる「白コロ」、焼けるとプクプクに膨らんで食べ頃を教えてくれる

初めて食べたが 美味い!
もう普通のホルモンは食べる気おこらんだろうな
      

     
       なかなか皿が減らくて困ってきたぞ


 それでも各お皿、半分くらいは食べたかな


 時計を見れば午後6時前、コリャ後で絶対腹が減る


残りの肉は持ち帰っても、焼くすべのないビジネスホテル泊り

 焼いてから持ち帰ることにしょ
かるく焼いて持参の袋へ、宿でチンするから焼きすぎないようにしなきゃね(爆


いやぁ~、完食! 完食! (爆


ん~っ、魚もいいが 肉も美味いね!

厚木の楽しみが、もう一つ増えてしまった


でも難点は・・・、服が焼肉臭いよ~!
排煙装置くらいじゃ無理、泊まりじゃなきゃ立ち寄れない店でもあるな
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南九州を目指す  ~鹿児島へ

2015年01月08日 | 酒場 探訪記
新田原基地航空祭を急いで撤収し
さらに裏技を酷使して宮崎駅に着いたのが15時半過ぎ


これなら16時20分発の鹿児島中央駅行の高速バス 「はまゆう号」 に乗れる

 運賃がJRの特急使用料金より格安なので狙っていた

 宮崎から鹿児島は本数も少なく、休日となれば混雑で座席確保は難しいかも
 恐るおそるカウンターの女性に尋ねると OK!
 
     (ピンボケごめん!)
 持参の大きな機材が気になり 「バスにトランクルームありますよね?」

すると、「時々ない車両もあるから・・・」と
わざわざ運行される車両のバス会社へ確認してくれた
旅人としては、ありがたい対応に頭が下がる


走り出した高速バスは、各駅停車並みに宮崎市内のバス停や
高速道に入ってからもインター毎に乗車扱いを行い
そのたびに、乗客が乗ってきてほぼ満席に

霧島高原の韓国岳がシルエットから暗闇に隠れた頃、鹿児島空港 に到着
ほとんどの乗客はここで降車してしまった



宮崎駅から約3時間の旅で鹿児島中央駅に到着、一年ぶりに見上げる観覧車
JRの特急だと約2時間だから値段を取るか、時間を取るかだね

自分は値段を取ったから、その差額で飲める! ~と頭に浮かんでしまう(笑


ホテルにチェックインし、忘れないうちに買い出しです

鹿児島の「さしみ醤油」を1年分、とは言ってもこのサイズ(300ml)を6本
そのうち1本は同僚に頼まれての購入
ヒシクの味は確認済みだが、フジシンは調べるとかなり甘そうで心配~
(帰宅後に試してみたら、ワサビとの相性抜群です
    山葵はほんの少し砂糖を加えると辛さが増すからね)


これは宅配便で送るつもり



この時点で時計を見ると21時、これならあの店に行けそうだ
 混んでなければの話だが~

昨年は迷わずにたどり着けた、駅前にある屋台村内のお店
今回は村内を何回もグルグル探し回ったあげく
諦めようと思ったところで目の前にあった 「ぶえもんゆかり」
昨年の初訪問で 気に入ったお店

丁度一番隅の席が空いたところで入店可、助かった!

早速昨年食べられなかった「亀の手」と「ごっ魂盛り」の刺身をもらう

 焼酎は 屋久島の「三岳」
 プレミアがつくこともある評判の焼酎
 初めて飲んだが口当たりがまろやかで飲みやすく、一口でお気に入り



昨年訪問時の「ごっ魂盛り」と比べると、刺身は少なめかな・・・
海がシケで入荷は少ないとは聞いていたが
首折れサバが入っているからいいか



亀の手は大きめ! でも食べられる身は案外小さいんだ
酒のツマミにはありがたい逸品

訪問した時間の関係か、来店者は切れることはない
リピーターの観光客も多く、隣の御夫婦は横浜からだとか

 2杯目の焼酎は昨年からの宿題、「はげあたま」 をもらう
 チョッと癖があり、この一杯だけでいいや・・・


おすすめ品 に書かれてある「ベイ貝」の文字が気になりオーダー


どうも黒バイ貝のようです
普通のバイ貝より、貝殻は堅い感じだが

 中身は~ デカッ!  味付けは美味い!

気がついたら隣のお客さんは、福岡からの親子さんに代わっていた(汗
私のベイ貝見て、「私にもコレ~」

奥様かと思ったら御嬢さんで ~失礼しました(汗
こちらもリピータさんで、ここの魚を求めての訪問のよう

チョッと気になる話を「ゆかり」さんから
 「屋台村の入れ替えがあり、店がなくなるかも・・・」
 皆さん口をあわせて、「それは困る! また何処かでやってね!」



 更に3杯目の焼酎は壁にあったコレを
 

 これもまぁ美味いが、先ほどの「三岳」にはかなわない感じ



この店が、「鹿児島 食い倒れ 旅行」の始まりになろうとは~(笑 
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Airbus A350 捕獲の祝杯は~

2014年11月29日 | 酒場 探訪記
羽田で エアバス A350 を捕獲し、翌日まで居残る仲間と別れた帰り道
モノレール1日券を使い浜松町まで戻り道草です


以前から一度行ってみたかった浜松町の大衆酒場、定番の「秋田屋」さんへ
もつ焼き の店で、ここで A350 捕獲 の 一人祝杯を上げるつもり



噂には聞いていたが、午後4時半だが満席状態
店の周りの止まり木的なカウンターで立ち飲みしている方もイッパイだった

店前の広い歩道は、サラリーマン風の足早な群れが切れることはない
対照的な空間は一見の価値ありかも(笑


仕方なく、空席待ちの列に並んだが3人目
程なく一人で飲んでいたオジサンが酔った笑顔で退席
前の二人はカップルだったようで、私が先に席をいただけた!

開けっ放しの店で、店内と外界との境目の席へ


焼きの匂いは服に付かなくて有りがたいが、木枯らしの時期には寒いだろうな
それと、立ち飲みしてる方のカウンターが座った自分の胸あたりで
酔ったオッサンがコップひっくり返したり、焼きのタレを溢さないか気になる(笑


通常なら焼酎のお湯割りなのだが、この店に焼酎ナシは有名な話
でもワインはある不思議なお店、まぁワインはまたにして
先ずは レモンハイ 400円と 煮込み 450円を注文してみた

すぐに運ばれてきたので、串も追加で2種を注文

混雑で少々時間がかかるとのことだが、煮込みを楽しめるってことだ

ところで、運ばれた 煮こみ はたぶん 煮込みとうふ だね
豆腐がが入るか入らないかの違いだから、まぁいいか


一口含むと~、 なんだ! この煮込みの味付けは! 

汁の味は濃すぎることもなく、蕩けるモツの味を引き立てる感じでタマゲタ! 

正直、美味すぎ!  この煮込みは飽きのこない逸品だろうね



このあたりで、やっと落ち着き
初めて店内を見回してみるが、一人飲みの方も多く一安心


あの鍋から煮込みを~

いっけねぇ、下調べしておいた「たたき(つくね)」頼むの忘れた・・・


一杯目のレモンハイがなくなる頃を見計らうように運ばれてきた皿

レバーとタンがくれば、レモンハイは2敗目に突入です



大きめの串は 2本で360円、空腹を満たすにもありがたい

どちらも美味く、酒飲みの幸せって感じ
一人ではもったいないこの店、是非仲間を連れて来たいところだ


〆にレモンハイと煮込みをおかわりしたかったが、帰りの高速バスの関係で時間切れ


こんな光景が毎日続いているんだろうな~、 直ぐにでもまた行きたい!
コメント (8)
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