三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

初遠征は今年も~

2017年01月22日 | 厚木基地 12年~18年
正月休みは毎年 厚木遠征が恒例なんですが、今年は岐阜基地の X2 が気がかり

天気予報を見れば冬型の気圧配置が続き、岐阜方面には雪雲が入りそう
ということで今年も冬晴れの厚木へ無難に初遠征です!

ただし、毎日寒くてズクなしのJR特急で移動
(信州方言のズクです、やる気 根気 と訳され?ますが、信州人のみわかる微妙な気持ちなんです(笑))
高速バスよりも一時間以上ノンビリ出発、その分起床時間も遅いから・・・


予報では、朝のうち北風だが昼頃には東南風に変わりそうで、昼にはランチェンかな

ということで、ランチェン後の移動が楽な、逆光覚悟のルート4上りの撮影ポイントに到着



艦載機の上がりは散発的で、更にコレといったひねりも見られず
気温と同じく、テンションも下がり気味に・・・


そこへバックスの100番が上がる情報に、ヤッター!
減少中の色物は逆光でも確実に狙わねば


これを確保したところで、ランチェン予報が入る
予想よりも早い時間のランウェイ・チェンジで
ルート4の上がりが撮れたのは数機のみとは寂しい限り


オマケでこんな機体もローパスしていきました
いかにも冬の光線という感じやね


昼までにはまだ早い時間に、午後の降り撮影ポイントへ移動したが
暫くはココも逆光になりそうだ

朝上がった艦載機の帰還時間が近づくと、常連さんで撮影ポイントの公園は賑かになる
何か飛来するのかと思ったら、情報交換が目的の様だよ(笑

朝9時過ぎに離陸していった機体が戻り始める



近いうちにどこかへお出かけなのか
空中給油訓練のタンカーも何機か混ざっている




暫くすると先程上がった #100 もオーバーヘッド

 皆さん一斉に好みのポイントへ移動する

背中の塗装も剥され、残るは尾翼のみとはね

こんな時代がくるとは思わなかった


カラフル塗装が消えることはあっても再塗装はないだろう
これも貴重な画像になってしまうのかな


リバティーの皿回し、E-2C も来月には別部隊と交代とのニュースが流れている
どってことないイモ番を、常連さん達さえも丁寧に撮影していた


いよいよ今年の夏以降に、岩国への艦載機 移駐が公表された今
ギャラリーの皆に、どこか淋しさが漂っているんだよな~

昔話が多くなったのは、歳のせいばかりではなさそうだ
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ツキ の命は短くて

2016年12月27日 | 厚木基地 12年~18年
大和駅から徒歩にて北側エンドへ向かったが
途中に響いたバーナー音 二つ

エンドに到着すると、顔なじみさんから
期待していた色つきを含む2機のレガシーホーネットが、ローカル訓練に上がったと聞く

レガシーホーネットは4機で飛来しているが~
残りの2機はエンド到着と共に、タキシングしてきた


離陸はセクション、先の2機もセクション離陸との話だったが
海兵隊はセクションが好みなのかな(笑

この後、同業者さんが続々とやってくる
色付きレガシーが上がったという情報に、緊急出動してきたようだ


レガシーホーネットは
 岩国の米海兵隊 VMFA-242  「バッツ」の F/A-18D

このバッツは、来年1月に岩国に配備となる予定の
米最新鋭機 F-35BライトニングⅡ と交代、入れ替えと報道されている

ってことは、日本国内で彼らを見られるのはあと僅か
自分にとってはこれが最後になるだろうな


 バッツが戻るまでは~ かなり 暇・ ヒマ・ ひま 
  空はいつの間にか 抜けるような青空に変わっていた


この日、一番の目的機の猛禽類は、北の基地で相変わらず動きナシ
前日にはキャンセルになった経緯もあるので、「今日もダメ? か 」と諦めムードも流れ始める


そんな時に、上空で色つきホーネットがブレーク!

皆さんそれぞれ好みのポイントへ散っていく様は、本当に民族大移動(笑


私が厚木でまともにバッツを撮るのは、コレが初めてで興奮してしまう

普段は、週末の金曜あたりが外来飛来の定番だから
こんな平日に来てくれ、さらにローカル訓練を行うなんて
自分の遠征に合わせたようなものだ(笑) これで 自分のツキは完売!?(笑


 バッツ機を撮るには、2枚ある垂直尾翼の内側に描かれた
 部隊マークのコウモリが写り込まなければ意味がない


 バックの青空と良いコントラストの色付きCAG機


 海軍の艦載機からは次々と色つきCAGがなくなってきている今
  この派手さがすでに懐かしい(笑)


 コウモリさんが、見えるかな


 僚機を撮り終えれば再び訪れる休憩タイム
   即 北の猛禽をチェックするが動きはナシ・・・ か

 猛禽とは千歳基地に空自機と訓練を行うために展開していた4機の AV-8B ハリアー
 前週末に2機が厚木経由で帰路に着いたので
 残っている2機の帰還を待っているのだが、前日の帰路予定はキャンセルされていた

 翌日のこの日が再び離陸予定になっているが~

猛禽とは縁遠い奴が小枝に止まっているけど、ソコ アプローチコース上で 邪魔!(笑



 「来た!」の一言で、皆さん持ち場に散る
  バッツの残り2機はGCAにて誘導アプローチ訓練


#09 #03 それぞれリードを交代して2回のアプローチ


どちらの後席要員(WSO)も沢山集まったギャラリーに目を向けていた




着陸は普通にオーバーヘッドで着陸です




これで海兵隊のバッツ祭りは終了、常連さんには撤収組もチラホラ
もっともハリアーは千歳への行き帰りで、すでに撮影されてる方がほとんどかな


この30分後にはハリアーが千歳を離陸したとの情報が入ったが
結局、そのハリアーはお隣の横田基地に降りてしまったようで~  フラれ散った!

私の ツキ はバッツで終わってしまったよう(笑

この日の厚木にはハリアーが降りられない条件があったようだ
そのあたり勉強になったが、これを活かせるチャンスは来るだろか

 
 光線はすでに黄昏時

ハリアーの千歳離陸と共に、帰りの高速バスも遅い便に変更していた自分
今更 再変更は難いので、人気の去ったエンドで暫く時間つぶしです

自分にとっての最終ランナーは、シャドーホークスの グラウラー


ココの CAG機もカラフル塗装が剥がされていると聞いているが
汚い色目のレドームカバーと、増糟タンクは CAG機 からのトレード品?

 そんな疑問も来年にお預けして、気分を切り替えて撤収です


 今年の遠征はこれで完全に打ち止め! でもね、そろそろ初遠征の計画も考えねば~ (笑
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今年最後の ツキ に賭ける

2016年12月24日 | 厚木基地 12年~18年
 ~ 新田原 遠征報告の途中ですが ~

なんとなく気忙しい クリスマス・ウィークの始まりでした 

前週に自分のミスで起こした仕事上のトラブルを後始末
そんな最中へ届いた、一日延びたという 猛禽類 の帰路予報には
 ~自分で種をまいたのだから~ と諦めていたのだが・・・

終業直前に トラブル解決!
慌てて休日申請すると~ 、あっさり OK!
翌朝一番の高速バスの予約も OK!

というわけで、緊急遠征した ココ は厚木基地の南側エンド


 一日中グルグル飛び回っていた、リバティーの E-2


 早朝は晴れていたのに、雲が急速に広がり富士山もトップには雲

空母レーガンは11月の末に横須賀に帰還しており、艦載機も在宅中

しかし、緊急遠征を決めた直後に知った
スーパーホーネットの飛行禁止処置に ゲッ! 、X'mas休暇の可能性もあるし
猛禽さん を狙うだけで終わるのか・・・

ところが今回は天が味方してくれ、西の基地から外来機が前日降りているという


桜ヶ丘駅でバスを待っていると響くエンジン音に 
 「何か上がったが レガシーな外来かな~」

到着してから知ったが、上がったのはバックスのスーパーホーネット3機
飛行禁止処置は前日までのようで、朝から飛んでくれた ラッキー!
 このツキが一日続いてくれることを願いたい

基地内を覗くと、噂の外来機は一番北のエプロン奥に見えるが~ 飛んでくれ!



次から次と訓練空域に向かう各飛行隊機 多数


 雲が増えた空に風はないが、陽射しが弱く寒い!



北の基地から飛来することを願っている猛禽に動きはなく
周りの同業者さんもソレばかりを気にしているのは同じ


久しぶりに体で感じる、バーナー音がイイネ!


 暫くすると、自分の到着前に上がったバックスが
 空中給油訓練? から戻ってきた






 なんとなく黄昏的な色目の画像になってしまったが

 それだけ陽射しが弱いということ
 ストレートでアプローチする イモムシ君




 しばらくすると続々と帰還の時間


 ランディング・ライトが映えるとはね・・・
 天気は下り坂だったけな、風はすでに南風に変わっており
 テイル・ウィンドでの離着陸になっていた

 ランウェイ・チェンジも近いだろう~
  と思った途端、「ランチェン」と誰かが叫んだような

   ということは北側のエンドへ移動するしかない

 時計を見れば 11時半を回って、桜ヶ丘駅行きのバスが来る時間だ
 未だバスの姿は視界に入ってないから 間に合うかも!

午前中に動きのなかった外来機や、本命の猛禽類は動いてくれるか
同じ目的の同業者さん 数人も一緒にバス停へ急ぐ
 


 アプローチ中の艦載機を歩きながらシャッターを切る

 バス停到着と同時にバスの昇降ドアが開いて ホッ
 最短時間で、北側のエンドに到着できそう

 昨夕からつづく ツキ はまだ健在のようだ(笑



                                  ~つづく
    
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気温37度 真夏の厚木  ~つづき

2016年08月22日 | 厚木基地 12年~18年
午前中に上がってから、予想時間になっても戻らず心配していた編隊が戻ってきた



春の遠征では西の基地へ逃げられ
#500 の撮影は久しぶり、噂にあった塗装変化はナシに見えるが・・・

 いやぁ~ それにしても暑い!
 持参のペットは早くも2本目の半分を消化している
 保冷用の水筒を持って来れば良かったと心底思う


少しだけ間が空いたが、数機づつの編隊で順調に戻って来る艦載機、その数15機
着陸の間にも、イモ番が数機上がって行くという忙しさ





 バックスの後席は偶に挨拶を返してくれるが、これも厚木では見納めなのだろうか

私にとってはエマーよりも珍しい遭遇(笑 

滑走路上の混雑の為にゴーアラウンドする機体

画像ではわからないが、この日の編隊は飛行隊混成チームばかりだった



バックスの#102 も塗装が中途半端に消されてはいるが
 春に見た姿と変化はないようだ、それに比べ~


チッピーの派手な塗装が今では懐かしい、スッピンになった #400
残念な姿だが、過渡期と思い貴重なショットになってくれることを願いたい
 
いつか、再び厚化粧してオッサン達の前に登場してくれ!  厚木では見れないかもだが・・・


午前に引き続き、午後も飛んでくれた #300
かろうじて、右側エアブレーキの星条旗が見えるかな 


#300の僚機もギリギリまで機体を傾けて進入、タロンの仲間達は感激もの!

 
着陸が一段落すると、同業者さん達の撤収が目立つ
上空の居残りはイモ番のみなら、食傷気味となるのは仕方ない

噂されている色つきCAG(隊長機)の塗装消し
今回は #400 だけを確認ということになったが、春の終わりのクルーズ開始時と今のところ変化はない
飛んでない #100 #200 #600 の動向が心配だが、空母出航までに再度の厚木訪問は難しい
 (#200 はスッピン確認済みでしたね)

 時計を見れば 15時

 この日は夕方に楽しみにしている待ち合わせの予定があるが、チト早い

 久しぶりに再会した昔からの仲間「Uさん」と、暫く民間機の飛来情報を吟味した後
 自分もエンドを撤収し、こんな時の為にとっておいた場所へ寄り道することに


 ここは駅から程近い街の銭湯「大和湯」、ここで汗を流してから待ち合わせに向かうことに
 

 昔も今も変わらない風景がそこにあった
 体重計 に 黄色のケロリン印が入った風呂桶
  
 これに同棲中の彼女でも連れ立てば、昭和フォークの世界に戻れるが (笑

 残念ながら、この日も一緒するのは重い機材の入ったリュックだけ
 コイツの置き場所がいちばん困ったが
 時間的に空いていたので、湯船から見える場所に鎮座させてニュ~ヨーク


 そして待ち合わせしたあと向かったのは、ココ
 

 アッ! 暗くて上手く写っていないが
 左上に見える「提灯」の 「鳥清」 さんです、ほぼ満席の人気店

  「大和ミュージ~」は今後の開発場所かな、レトロなレコード屋ではないようだ(爆


銭湯も鳥精も、ブログにコメントをいただく 「PAISUKEさん」 から御教授いただいた場所
痒いところに手が届く情報に今回も助けられた

ただ、艦載機が本当に移動してしまったら
情報を活かすチャンスが少なくなってしまいそうで~ これだけは困った!
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気温 37℃ なんて、体に毒ですぜ!

2016年08月19日 | 厚木基地 12年~18年
熱中症に対し最大限の注意を~、 気温予報は 37度!

普段エアコンの効いた仕事場の人間は、予報を聞いただけで熱中症になりそうだ


夏休みで混雑していた高速バスを日野バス停で降り厚木基地を目指す

途中の小田急線、町田や中央林間で艦載機の離陸する爆音が聞こえた
 
 オ~ッ、朝から飛んでるな! 

ここで聞こえるということは、離陸はルート4上がりだが
着陸はランチェンして 19 になるだろう~

相模大塚で下車して、陽射しを遮るものがほとんどない公園に到着
小さな木陰をなんとか確保、ここに入ったらもう日なたに出たくない気分だよ(笑)


腰を下ろした途端、ホーネットがオーバーヘッド、やはり滑走路は 19 に変わっていた


 この日のファースト・ショトは、 チッピーとバックスのタンカー仕様機


少しだけ間があいたが、その後も続々と降りてくる
早朝からかなりの機数が上がっていたようだ



その中には、タロンの色つき CAG #300 も混じっていた、ラッキー!

タロンらしく、おひねりで降りてくるが
木陰から出ないように撮っていたので、背中は全滅(大汗


色付は全て消されるとの噂だったが、立派に色つきのままで大丈夫でした


サービス?の続くタロン機を、10m程移動して捻りの残る姿をいただき

このPさん は新型ヘルメットのバイザーを上げての着陸

これだけの機数が上がっていれば、コイツの統制が必要だったかな

E-2C #601 はこの後しばらくタッチアンドゴーを続けていた


 ひと段落して木陰へ戻ると、なんと蝉が目の前にとまった
 そっとシャッターを押して、振り返ると そこにはセミの抜け殻があるなんて!

 時間的に、この個体と抜け殻は関係ないとは思うが
 田舎でもこんな近くで蝉を見ることはできないのに、案外ここは田舎なのね(笑
 


この日あった「サイレントタイム」が過ぎた頃、アプローチしてきた C-2

いつも #32 ばかりで、そろそろ他の機体も撮りたい

こいつも暫く タッチアンドゴー を続けていたが

時にローパスで通過も、この低さでギアアップのクリーン形態も珍しい~ かな


ココでは明確な昼休みなんてもちろんない
12時前には #500を先頭に、#300、#400、#102 と色物が連続して上がっていった


でも、 噂には聞いていた #400 は、化粧を全て落としたスッピン姿を確認することに



先に上がったが戻りの遅かった、アウトローの2機がアプローチコースを北進していく

この暑さではお捻り撮影ポイントに移動する気にはなれないが
最後になるかもしれない、着陸する姿を納めることにする

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