押し絵 に見とれて

先日、年度末の会議で訪れた会場に展示されていたお雛様


　「右の雛段は5人囃子で、左は珍しい7人囃子なんです」
　　と管理の方に説明され、なるほど！

　　教えてもらわなければ、まったく気が付かなかっただろうな

　　人形より和楽器の出来ばかり感心していた自分
　　ミニチュアって大好きなんです


　そんな お雛様 も素晴らしいが
　 同じフロアーに飾られていた 額 に、集まった皆が興味深々で見入ってしまった

　　
　昔の押絵雛ではないので古さは感じないが、すべて個人の方の手作りだそう
　　諏訪の今泉雪絵さん作、「子ども遊びづくし」という 春 夏 秋 の 三部作

　
　３枚の額で1組なのだそうだが、スペースの関係で 春 秋 の2作のみ展示

　来館者の誰もが見とれ、説明者を質問責めしてた（笑
　もう一つの作品「夏」も見てみたくなる

　展示の近くに作者の写真集があり、その「夏」も収録されていたのだが
　実物はいわゆる 3D的な作品だから、写真では普通の絵にしか見えなくて残念
　やはりホンモノに勝るものナシって感じ


近くで見ると、こんな細かいところまで布で表現されてるんだね


この指先の中にも綿等が入っているんだろうな



いくら見ていても見飽きない

　まさに芸術品のたたずみ、いいもの見せていただきました
　会議なんてどうでもよくなってしまった（笑