１１月３日（月） 目がしょぼつくような曇天

　文化の日は晴れるというのに、なんという曇天だ。
遠くはガスっている。目のオートフォーカスが効かなくなりそうでしょぼついてくる。

　いつもとは変わったフィールドへ、と田園地帯を北に車を走らせた。
カーラジオから先日亡くなったフランク永井の「有楽町で逢いましょう」の歌が流れてくる。

　この歌が、そごうデパートのオープンのイメージソングであったことは始めて知った。

　有楽町にそごうデパートはなくなってもこの歌は残った。
歌の力はすごいものだ。

　　

チョウゲンボウ

　目的の場所では一度もシャッターを押すことなく帰路についた。
帰り道道路わきの電線にチョウゲンボウ発見。

　助手席の窓から思い切り体をひねって撮った。
正面に回ろうと車から出たらやっぱり飛ばれてしまった。

　ずっと向こうの電柱にとまった。
今度はデジスコに持ち替えてあとを追いかける。

チョウゲンボウ

　鳥は道路と関係なく飛ぶから追う方は大変だ。
田んぼや畑道をシグザグしたり突っ切ったり。

　今日は一枚も撮ってないから遠いなんて言ってられない。
なんとしてもありつかなければ。

　サバンナで飢えたハイエナが何時までも獲物を追いかける時はこんな気持ちかな。

　結局この一枚で飛ばれてしまった。

ノスリ

　チョウゲンボウを撮っていたら二本先の電柱にもう一羽いる。
向こうの方が大きい。ノスリだ。

　撮り始めたらまた飛ばれた。
こんどは電柱７～８本分は向こうだ。

　私が行くまで居てくれるか。
鳥にはめられてしまった感じだ。車がはるか遠くなる。

ノスリ

　私が到着する前に、飛ぶ姿が見えた。
駄目かなと思って近づいてみたら、畑の中の工場の建物の角にとまっていた。

留守番生活 考

　”ノスリ”

　私の留守番生活も今日が最後だ。明日夕方にはご帰還になる。

　反対する人の居ない間に普段やれないことが出来るのではないか。
いや、やろうとしていたが出来なかった。

　結果として慎ましく留守番を勤めたことになった。
一人なら自由に何でも出来ると思ったのは錯覚で間違いだった。

　一人では行動した後先の事を考えるようになるのだ。
無理すれば後にその代償が来ることが見えるようになった。

　その代償を払ってもやりたい事なのか、自問自答しているうちに自制してしまっていた。これが年というものなのか。

　やりたいことはカミサンが居る時にやるのが一番楽だ、ということが分かった。
このブログも後でチェックされるだろうから、このぐらいは書いておこう。

　サッ！　明日は早起きして、掃除洗濯早く終わらせよう。