”室堂平初のぞき”（１０月１２日）
トロリーバスを降りてはやる気持で外に出た。
まぶしいような雪山と青い空。散策路以外には数センチの雪が積っている。
天気は快晴だが、気温2.6度の世界。
トロリーバスを降りてはやる気持で外に出た。
まぶしいような雪山と青い空。散策路以外には数センチの雪が積っている。
天気は快晴だが、気温2.6度の世界。
黄色いヤッケを着た専門の自然ガイドが案内してくれた。
長身のその女性は立山りんどう会に所属するという。ボランティアガイドだ。
年齢も我々とそう違わない、映画「剱岳点の記」にエキストラで女性登山
グループとして登場したという。その映画は我々も観ている。
日本百名山はほとんど制覇したというから驚きだ。
長身のその女性は立山りんどう会に所属するという。ボランティアガイドだ。
年齢も我々とそう違わない、映画「剱岳点の記」にエキストラで女性登山
グループとして登場したという。その映画は我々も観ている。
日本百名山はほとんど制覇したというから驚きだ。
室堂平での停留時間は一時間ちょっとだった。散策時間は３０分ほど。
この旅行の宿命だからしかたない。
全体の広がりや高低差が分かっただけでも良しとしなければ。
一日でも撮りきれない見切れない。又おいでと言っているようだ。
この旅行の宿命だからしかたない。
全体の広がりや高低差が分かっただけでも良しとしなければ。
一日でも撮りきれない見切れない。又おいでと言っているようだ。
泊まりは魚津の金太郎温泉。海に近い平地だ。
立山からここまでの道はものすごい下りの連続だ。
二千数百メートルから、海抜ゼロまで下りるのだから、関東地方ではこの落差は味わえない。
富山湾からさしてくる夕日がとても優しく感じる。もうすぐホテルだ。
立山からここまでの道はものすごい下りの連続だ。
二千数百メートルから、海抜ゼロまで下りるのだから、関東地方ではこの落差は味わえない。
富山湾からさしてくる夕日がとても優しく感じる。もうすぐホテルだ。
ホテルがイベントとして、ロビーでおわら風の盆の踊りを行うと案内をしている。
ホテルの中で見たって、とひやかし半分で行ってみた。見るのは初めてである。
ファインダーをのぞきながらシャッターのタイミングを計っているうちに、引き込まれる自分がいた。
なんという身のこなしなんだろう。女性の動きのあでやかさ、対比して男性のぶっ
きらぼうに見える動き、これがまた良い。お囃子のテンポも旋律もすべてが一体化している。
私はこの編み笠をここまで深く被る意味をずっと考えていた。
写真撮りの性とでもいおうか、カメラは自然と顔を写すアングルへ動いた。
顔を一枚写した時、ふと感じるものがあった。
この踊りはここまで深く笠を被ることですでに心の内面を十分見せているのだ。
このまま観ることが良いのだ。本場の祭りを見に行きたくなった。（明日はトロッコ列車）
ホテルの中で見たって、とひやかし半分で行ってみた。見るのは初めてである。
ファインダーをのぞきながらシャッターのタイミングを計っているうちに、引き込まれる自分がいた。
なんという身のこなしなんだろう。女性の動きのあでやかさ、対比して男性のぶっ
きらぼうに見える動き、これがまた良い。お囃子のテンポも旋律もすべてが一体化している。
私はこの編み笠をここまで深く被る意味をずっと考えていた。
写真撮りの性とでもいおうか、カメラは自然と顔を写すアングルへ動いた。
顔を一枚写した時、ふと感じるものがあった。
この踊りはここまで深く笠を被ることですでに心の内面を十分見せているのだ。
このまま観ることが良いのだ。本場の祭りを見に行きたくなった。（明日はトロッコ列車）
