１０月２０日 諏訪へ （２）

　”未明の湖畔”　１０月１８日。

　前夜の同窓会はアルコールが入ったため、一泊することにした。
朝５時過ぎに目が覚めた。まだ街灯がついているが、東の空は白みかけている。

　こんな時に撮らずに何時撮るの。朝食抜きで湖畔へ行った。

カモの群れ

　ヒドリガモとオオバンだ。
オオバンが半分以上占めている。

湖畔の大掃除

　雲と霧を突き破って盆地に日が入ってきた。
今日は日曜日で湖畔の一斉清掃日のようだ。

　漁師さんたちも船をだして、伸びた藻を刈ったりゴミを拾い始めた。
写真的にはきれいだが、さっきまでいたカモは跡形もなく居なくなってしまった。

ボート練習

　私の高校入学当時もボート部があった。クラス対抗戦もやった。
当時は片側３人づつの６人だった。新入生歓迎会で初めてボートに乗せられ漕がされた。
　オールを上げるタイミングが少しでも遅れると、進む水の抵抗でオールの先は後
方に持っていかれ水から上げられなくなる。
　オールの手元の部分が思い切り腹に食い込む。ボートは進まなくなるから一旦皆
が漕ぐのを止める。速度がゆるくなるまでの間腹は締め付けられっぱなしで苦しいこと。
先輩たちは「腹切り」といって笑った。

　私たちの時代はほとんど男子で女子は学年に数人だった。
今は女子がかなり入っていて、女子のボートもあるんだ。隔世の感だ。

日の出の湖畔

光る湖面と対岸

湖畔の紅葉

　湖畔の紅葉がちょうど見頃を迎える頃だ。
日の出から盆地の霧が晴れるまで二時間近くかかった。
　霧が晴れたので鳥を探しに湖畔を離れ田園地帯へ入っていった。

モズ

バン若鳥

ケリ

　ケリ発見。３羽だ。
地上の写真はは距離を詰めようとして撮り逃がしてしまった。
　しばらく待ったら又近くに来たが上空を旋回して遠くへ行ってしまった。

　　”諏訪へ”はこれで終わります。