”湿原はるかにミサゴ” (カミサン作マーク)
湿原を見晴らせる駐車場に着いた。なにもいない。
でも隣の人がしきりとフィールドスコープを覗いている。
聞いたら遠くの木にミサゴが止まっているという。
カミサンが一眼で撮ってモニターを拡大し、「ミサゴだよ」。
頭を動かして何か食べているようでした。
大トリミング。
”ミサゴ”
せめて少しでも近づいて姿を納めようと、
一番近い位置を探して堤防を移動。
堤防から下りると背丈の倍近い高さの芦で見えなくなってしまう。
と、堤防から芦原の中へ軽トラが走れるほどの細い道が延びている。
芦原に入るとミサゴは全く見えない。道の曲がり角で突然ミサゴの木が現れた。
デジスコでしばらく撮って、もうちょっと近づこうとしたら飛んでしまった。
カラスのちょっかいのせいだ。
(ミサゴの意地) カラスのやつめ。 せっかく来た道を引き返そうとしたら。 あれ、また戻ってきました。
好戦的なカラスの威嚇に、木に止まらずスルーしたが。
また元の木に止まろうと帰ってきます。
追われて戻るを三度ほど繰り返し、しばらく戻ってこないので、あきらめて居場所を変えたのかと、堤防の上に引き上げたら。 あれ、ミサゴは元の木に止まっています。
ミサゴにも意地ってものがありました。 ここでないと休んだ気がしないんでしょうね。 人間も人の居場所を尊重し合えるものであってほしいですね。