山に行って驚いたのは最近の小さな子供連れの夫婦である。
父親は背負子にひとり、母親は前にだっこ紐で抱え、さらにリュックを背負って。
首が座って一歳までは外にはあまり連れ出さない。 親たちもじっとこらえていた時代もあったのに。
ファッショナブルな山ガール。 完璧な装備の中高年。
かと思えば、どこかの神社のお参りのついでに来ちゃったような足ごしらえの老夫婦。
この先ろくに歩けないばかりか、30分も歩いたら靴がだめになる。
かく言う私たちは、スーパーに買い物に行く格好に靴だけが山用ってな具合。