3.11の大震災が起こるまでは
毎年のように福島県に鮭の遡上を撮りに行っていた。
その代わりというわけではないが、
利根川でも鮭の遡上に出会えます。
南限の鮭と言われています。
命をつなぐとは、命をかけることですね。
3.11の大震災が起こるまでは
毎年のように福島県に鮭の遡上を撮りに行っていた。
その代わりというわけではないが、
利根川でも鮭の遡上に出会えます。
南限の鮭と言われています。
命をつなぐとは、命をかけることですね。
(音楽の楽しみ方は色々であって良い)
用事を済ませて、会場に入った時は
すでに二部が始まりカミさんたちのグループは終わっていた。
プログラムを見ると23団体も出演する。
人口8万人程の市にこんなにも団体があるとは驚きだった。
アナウンスが、曲目を紹介した時会場がざわついた。
「さそり座の女」。「きよしのズンドコ節」。
思わず、えっ!と思う曲だ。
サークル紹介欄には、
合唱祭出場を目標に頑張ってきたこと。
多くの老人施設から参加していることが書かれていた。
女性コーラスで、舞台半分は黒のスーツに黒のシルクハット。
半分は半身肩から長いブルー(緑)の長い布(リボン)を流している。
曲が始まった。
テンポがしっかりしている。絶対カラオケにはならない。
聴く人の予想を裏切っていく。
平均年齢からしても、
誰も美声や声量を期待してない。
なのに、どこのグループも出し得ない、
自分たちが今ステージで歌っていることが
楽しくてしょうがないことが伝わってくる。
「きよしのズンドコ節」では、「きよし!」
の掛け声が出そうになるところも、にこやかに右手でリズムをとってみせる。
会場に手拍子が出た。見事に合唱だった。
指揮者が終わって挨拶する時、眉の上を涙を拭くしぐさをした。
指揮者の思い以上に、メンバーがのってくれたことへの
感激の表現と私は受け取った。
歌は聞くより歌わなくっちゃ。
外に出たらもう夕暮れになっていた。