[信州旅報告の途中ですが、今日は飛び入りです]
”1月31日。20:54分~21:19分 5分間隔”
昨夜の皆既月食はずっと前から予定表に入れてありました。
しかしどう見ても予報は芳しくない。半ばあきらめていました。
でもテレビで、スーパー・ブルー・ブラッドムーン。
などと特別なことが3つも重なった皆既月食だなどとあおるから、
外に出てみた。予報に反して月の輪郭はまあまあ見えます。
車から三脚を出して車の横で撮りはじめました。
↓ 上の写真の最後の頃の月を別カメラで。
にわか星撮りだから、カメラの水平もアバウト、
比較明合成でいかに画面に数が写し込めるかだけ考えていた。
下はカメラの水平が出てなかったので、月が急角度で上がりすぎました。21:32分~21:47分。3分間隔 ↓
↓ 上の写真の最後の、2分半後。まもなく全部欠けます。21:49:52”
この月食は、完全に消えてからの時間が長いのですね。
2分30秒間隔では月がくっつきそうです。21:58分~22:10分 ↓
ブラッドムーンと言うように、血の赤さだ。
カメラモニターで拡大すると、眼球に血走った血管が浮いているようで見た感じぞっとする。
感度をかなり上げているので、カラーノイズと思ったが、
それもかなりあるでしょうが、見た目の月と変わっていない。
不思議なもので、目が慣れると、この月が普通の月の明るさのように見えてきました。
22:20分~22:38分。2分30秒間隔。↓
↓ 22:56分~23:11分。3分間隔。
予報では23時8分頃から月食から明けてくるという。3分間隔。
下の方から明かりが増してくることで、かなり立体感のある写真になりました。↓
上の写真の中間あたりか。下がしっかり明るくなってきました。23時2分。↓
上の連続写真の、最後のカットの1分前。皆既月食明けの時刻頃。23時10分 ↓
↓ 23:13分~23:22分。3分間隔。
影部分の露出で撮影を続けると、明るい部分が白飛び。
おまけに薄い雲が出てきました。↓
↓ 23:17分~23:48分。3分間隔。
明るい部分に露出を合わせ、レンズを引き気味にして長時間を撮ろうとしました。
月はもう天頂に来ています。
なのに何時までも画面の左下から右上に上がっていく感覚でフレーミングしたので、
月は画面の下を這うように通りました。
薄雲が出て来たのでこれ以上長居は無用。
足はサンダル履きでしたが、信州の寒さと大違い。
楽しい理科の実験が出来ました。
これが中学生だったら理科の先生に褒められたろうにな。楽しくて何よりでした。