マーチャンの写真日記(今を感じながら)

ついに退職の日が来ました。
この先どんな生活が展開していくのやら。
趣味の写真を中心に、つづってみたいと思います。

  6月23日(土)  カイツブリ と アオダイショウ

2018年06月23日 | Weblog

 ”カイツブリの雛”

近所の川原の河川敷の中に小さな沼がある。

幅は10mちょっと。長さは50mはあるだろうか。

対岸はほぼ崖に近く、水面に木々が覆いかぶさっている。

この場所は、竹が水面まで降りていて、岸との間に2m近い暗い懐を作っている。

一週間ほど前に、この竹の穴からカイツブリの雛と親を発見。

この時は雛は二羽いた。

しかし親は決して明るい方へ出てこようとはしなかった。

もう親子はとうにどこかへ移動してしまったと思っていたが。

雛が顔を出したのです。まだ居たんだ。

以前は親の背中に乗っていた。

しかも一羽になってしまったみたいだ。

と、池のかなり右の方からアオダイショウが現れた。

泳ぐの早い。

泳いできた方角からは見えはしないのに、

まるで最初から分かっているように

カイツブリ親子のいたブッシュに向かって来た。

親がしきりに警戒の鳴き声を上げていたのはこのためだったのか。

するともう数時間前からこの親子は狙われていたのか。

雛も大きなしぶきを上げ、一気に潜水して逃げた。

雛と言えども逃げる時はすごい。

見失ったと思ったら、いつの間にか7、8m離れた親の元に居ました。

蛇は親子から離れて、元来た方角に戻るかのように見えました。

ところが向きを変えて対岸にいた私たちの方に向かって来たのです。

上陸するかもしれない。私はカメラを引いて陸地にカメラを構えました。

ところが気が付いたら、こちら岸をカイツブリの方角に向かい、

再び池を横切ろうとするのです。

私たちが見ている間でも三回ほど接近し、

その都度潜水して逃げられていました。

「いずれはやられちゃうのかな」。

一緒にいたカメラマンがつぶやきました。

「蛇のようにしつこい」という言葉がありますが、

この先、夜になってもこの攻防は続くのだろうか。

せめて一羽だけでも育ってほしい。

生きていくのは大変だな~・・

 

コメント (2)
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